「hokuto 防湿庫 湿度下がらない」と検索している方の多くは、購入後に思ったように湿度が下がらず不安を感じているかもしれません。Hokuto防湿庫は静音性と省エネ性に優れた製品として人気があり、ネット上の評判も上々ですが、実際の運用では思わぬ落とし穴があるのも事実です。
この記事では、hokuto 防湿庫の湿度が下がらない原因とその対処法を中心に、正しい設定方法、説明書に書かれていない注意点、入れてはいけないものの種類まで幅広く解説します。また、hokuto 防湿庫はどこの国のメーカーか、信頼性やサポート体制、おすすめのモデル選びについても詳しく触れていきます。購入前の検討はもちろん、すでに使っている方のトラブル解決にも役立つ内容です。
- hokuto防湿庫の湿度が下がらない主な原因と対策方法
- 正しい湿度設定や設置環境のポイント
- 入れてはいけない物による除湿機能への影響
- 除湿ユニットの交換時期と対応手順
hokuto 防湿庫 湿度下がらない原因を徹底解説
カメラやレンズなどの精密機器を守るために、多くのユーザーが導入しているのが「防湿庫」です。とくにHokuto製の防湿庫は、静音性と省エネ性を兼ね備えたペルチェ式除湿ユニットが特徴で、家庭やプロの現場でも広く活用されています。しかし、湿度がなかなか下がらない、設定と実際の湿度に差があるなど、使い方や設置環境によってトラブルが起きることも。
この記事では、防湿庫の基本から、Hokuto製品の湿度管理、トラブルの原因と対策までを徹底解説します。
防湿庫とは?メリットとデメリットを解説

防湿庫とは、カメラやレンズなどの精密機器を湿気やカビから守るために、内部の湿度を一定に保つ収納機器です。撮影機材だけでなく、紙類・薬・乾燥食品などの湿気に弱いものの保管にも使用されています。
最も大きなメリットは、カビの発生リスクを大きく抑えられることです。特に梅雨時期や湿度の高い地域では、防湿庫による湿度管理が機材保護に直結します。加えて、保管スペースを整理しやすく、アクセサリーやバッテリーなどもまとめて収納できる点も利便性の一つです。電子制御モデルなら、手動調整の手間もかかりません。
一方で、いくつかのデメリットもあります。まず、初期費用がかかります。小型でも1万円前後、大型なら数万円することもあります。さらに、設置場所にある程度のスペースが必要です。また、電子式モデルは電気代が発生し、微量でもランニングコストがかかります。
このように、防湿庫は機材保護には非常に効果的ですが、コストや設置場所の制約を理解したうえで導入を検討することが大切です。
関連記事:カメラ 防湿庫 いらない理由を知る!代替保管方法を徹底解説
Hokuto防湿庫の湿度は?正しい目安とは
Hokutoの防湿庫は、一般的に湿度40%前後を維持するよう設計されています。これはカメラやレンズなどの精密機器にとって、最も安全とされる湿度帯です。湿気によるカビの発生を抑えつつ、乾燥しすぎによるゴムや接着部材の劣化も防げるため、多くの写真愛好家やプロに支持されています。
Hokuto防湿庫の除湿には「ペルチェ方式」が採用されています。これはペルチェ素子という半導体を利用し、電気を通すことで一方の面を冷却し、もう一方を加熱する仕組みです。冷却された面に庫内の空気が接触することで結露が発生し、その水分を外に排出することで除湿を行います。コンプレッサーを使わないため、動作音が静かで振動も少なく、省エネ性に優れているのが特徴です。
この方式はゆるやかに除湿が進むため、短時間で劇的に湿度が下がることはありません。実際、機器の設置直後や頻繁な開閉の直後には、庫内の湿度が一時的に上昇することがあります。しかし、ペルチェユニットが継続して稼働することで、数時間から1日かけて安定した湿度に戻るケースがほとんどです。
また、多くのHokuto製品にはデジタル湿度計が搭載されており、現在の庫内状況を一目で確認できます。湿度が30%以下に下がりすぎると、保管物に乾燥による悪影響が出る場合もあるため、定期的に数値を確認し、必要に応じて湿度設定や収納物の見直しを行いましょう。
防湿庫の湿度は何度が最適ですか?
カメラやレンズの保管に適した湿度は、一般的に40〜50%の間が最適とされています。これは、湿気によるカビの発生を防ぎつつ、機材のゴム部分やコーティング材の乾燥による劣化も防げるバランスの取れた湿度帯です。
湿度60%を超えると、カビの発生リスクが急激に高まります。一方で30%を下回ると、レンズのグリップやシーリングゴムが硬化したり、ヒビ割れの原因になることがあります。
防湿庫にデジタル湿度計が備わっている場合は、数値を見ながら調整が可能です。目安として45%前後に設定しておくと、年間を通して安定した機材保管ができるでしょう。
なお、気温の変化が大きい季節には、湿度の変動が起こりやすくなるため、定期的に庫内の状態を確認することも重要です。
防湿庫(デシケーター)の湿度が下がらないのはなぜですか?

デシケーターの湿度が下がらない場合、考えられる主な原因は次の5つです。
- 乾燥剤の吸湿限界を超えている
- 密閉性が低く外気が入り込んでいる
- 庫内の物品に多くの湿気が含まれている
- 外気温や設置環境が適していない
- 使用直後で湿度が安定していない
このように複数の要因が絡み合って湿度が下がらないケースが多く見られます。以下でそれぞれの原因と対策を詳しく解説します。
乾燥剤の性能が低下している
乾燥剤は一定量の湿気を吸収すると、それ以上は効果を発揮しません。特にシリカゲルなどを使っている場合、湿度が高い環境ではすぐに飽和状態になってしまいます。吸湿限界を迎えた乾燥剤は、見た目に変化がないことも多いため、長期間使っている場合は使用期限にかかわらず早めに交換するのが安全です。
対策としては、再生可能な乾燥剤(加熱で水分を飛ばせるタイプ)を使うことや、定期的に新品に交換する習慣を持つことが有効です。
密閉性が不十分
デシケーターの密閉性が低いと、外気の湿気が常に庫内に入り込みます。特に蓋や扉のパッキンが劣化している場合、見た目は閉じていても実際には空気の出入りが起きています。また、フタを頻繁に開閉する運用でも湿度はなかなか下がりません。
このようなときは、パッキンの状態を確認し、劣化していれば交換することが重要です。また、庫内の物の出し入れを減らし、なるべく閉じた状態を保つように心がけましょう。
湿気を含んだ物を入れている
収納している物自体に水分が残っていると、それが庫内湿度を押し上げる原因になります。例えば、布袋や紙箱、レンズに付着した湿気などは意外と湿度に影響します。乾いたつもりでも、気温や環境によっては内部に湿気が残っていることもあります。
使用前に機材や収納物を乾燥させ、できれば短時間風通しの良い場所で仮乾燥してから収納すると良いでしょう。
設置環境が悪い
設置場所の温度や湿度も影響します。梅雨や冬の結露が起こりやすい時期には、庫外の空気自体が高湿度となっており、除湿効果が得られにくくなります。また、直射日光の当たる場所や壁に密着していると、内部の空気の流れが悪くなり、湿気がこもりやすくなります。
対策としては、風通しの良い室内に設置し、直射日光を避けることです。デシケーターの背面には5cm以上の空間を確保して放熱効果を高めるのもおすすめです。
使用初期の湿度変動
新たに機材を入れた直後や、デシケーターを運転し始めたばかりのタイミングでは、湿度が一時的に高くなることがあります。これは異常ではなく、庫内と収納物の湿度バランスが安定するまでに時間がかかるためです。
この場合は、庫内の環境が落ち着くまで1〜2日程度は様子を見ると良いでしょう。それでも湿度が下がらない場合は、前述の要因を改めて確認する必要があります。
このように、デシケーターの湿度が下がらない理由は単一ではありません。乾燥剤の状態や密閉性の確認、収納物の選別、そして設置場所の見直しなど、総合的な対策を講じることで、安定した低湿度環境を維持できるようになります。
防湿庫の設定で見落としがちなポイント
Hokuto防湿庫の設定で多くのユーザーが見落としがちなのは、「湿度設定と実際の数値のギャップ」です。設定した湿度と実際に庫内で維持される湿度が完全に一致するとは限らないため、表示されている数値を鵜呑みにするのは注意が必要です。
また、背面や側面の通気スペースが不足していると、放熱がうまくいかず、除湿性能が低下することもあります。説明書では通気の確保について明記されていますが、実際には壁にぴったり付けて設置しているケースも少なくありません。
さらに、庫内に湿気を含んだ機材をそのまま入れてしまうと、内部の湿度は一気に上昇します。この場合、Hokutoの除湿ユニットでも一時的に対応しきれないことがあります。
これらを避けるには、設置環境の確認と、収納する機材が乾燥しているかをチェックしてから運用を始めることが基本となります。
hokuto 防湿庫 説明書に書かれていない注意点
Hokuto防湿庫の説明書には基本的な使い方が記載されていますが、使用における「注意点」まですべてが網羅されているわけではありません。特に気をつけるべきなのは、「初期運転時の湿度の変動」や「開閉頻度の影響」です。
使用開始からしばらくの間、庫内の湿度が不安定になることがあります。これは異常ではなく、機材や内部の空気が安定するまでの一時的な現象です。しかし、説明書だけを読んで異常と判断してしまうケースもあります。
また、頻繁に扉を開け閉めすることで、外気が庫内に入り、湿度が上がることもあります。開閉後すぐに湿度が変動しても、しばらく経てば元に戻ることが多いため、焦らず様子を見ることが大切です。
もう一点挙げると、電源を切った状態で長時間放置すると、内部にカビが発生する恐れがあります。説明書では停止時の注意までは触れられていないことが多いため、稼働させたままの使用が推奨されます。
hokuto 防湿庫 湿度下がらない時の対策と選び方
Hokutoの防湿庫は、カメラや精密機器を湿気から守るために多くのユーザーに選ばれている高性能な保管機器です。しかし、除湿がうまくいかない、湿度が下がらない、ユニット交換が必要かもしれない…といった疑問やトラブルに直面することも。さらに、誤った使い方や入れてはいけない物の収納などで、本来の性能を十分に発揮できないケースもあります。
本記事では、Hokuto防湿庫の正しい使い方、トラブルの対処法、ユニット交換の目安からおすすめモデルまで、実践的な知識を総合的に解説します。
hokuto 防湿庫のユニット交換の目安と方法
Hokuto防湿庫の除湿ユニットは、主に「ペルチェ方式」を採用しています。このペルチェ素子は半導体によって温度差を生み出し、結露を利用して湿気を除去する仕組みですが、長期間使用することで性能が徐々に低下していきます。
一般的な使用環境では、除湿ユニットの寿命は約5〜8年程度とされています。ただし、設置場所の湿度や温度、使用頻度などによっては、それより早く交換が必要になる場合もあります。
●ユニット交換が必要となるサイン:以下のような兆候が見られた場合は、ユニットの劣化を疑いましょう。
- 湿度が設定通りに下がらず、常に高めの数値で安定してしまう
- 同じ設定でも以前より除湿に時間がかかるようになった
- 異音や振動が増えた、またはユニット自体が熱を持ちすぎる
- 電気代が以前より明らかに増加している
こうした症状はユニット内部のパーツ劣化や、ペルチェ素子の性能低下が原因であることが多いため、早めの対応が重要です。
●ユニットの交換手順と注意点:ユニット交換はユーザー自身でも行うことができますが、機種によって構造が異なるため、取扱説明書を事前に確認してください。以下は一般的な手順です。
- 防湿庫の電源を切り、コンセントを抜く
- 庫内の機材をすべて取り出す
- 背面(または底部)のネジを外し、ユニットカバーを開ける
- 除湿ユニットを丁寧に取り外す(コネクタがある場合は慎重に)
- 同型・対応モデルの新品ユニットを取り付ける
- 元通りに組み立て、電源を入れて作動を確認する
交換後は、数時間〜1日ほどで湿度が安定してくるため、すぐに完全な効果が出ないからといって焦らないようにしましょう。
●ユーザー交換が不安な場合は:ユニット交換には多少の分解作業が必要になるため、工具の取り扱いに慣れていない方や、保証期間内の製品をお使いの方は、メーカーまたは正規販売店に相談することをおすすめします。
不適切な分解・改造は保証の対象外になることもあるため、自己判断での作業には注意が必要です。
このように、ユニット交換は防湿庫の性能を保つうえで重要なメンテナンスのひとつです。湿度が安定しない、除湿に時間がかかるといった変化に気づいたら、早めに確認・対処することで、機材を長く安全に保管することができます。
防湿庫の湿度が上がる時のチェックポイント
湿度が上がる原因は主に以下の点です。まず、庫内に入れる機材が乾いていない場合、内部に湿気が入り込みます。次に、庫体のパッキンが劣化していると外気の侵入を許します。そして開閉頻度が高いと、そのたびに湿気が庫内に入りやすくなります。さらに、設置場所の通気やヒーター熱が適切でないと、除湿効率が落ちて湿度が上昇します。これらを点検することで、湿度上昇の原因を特定しやすくなります。
防湿庫に入れてはいけないものを知る
防湿庫はカメラやレンズ、精密機器など湿気に弱いものを保護するための保管装置ですが、すべての物を収納してよいわけではありません。むしろ、特定の物を入れてしまうと湿度管理がうまくいかなくなったり、防湿庫本体や保管物に悪影響を及ぼすことがあります。
ここでは、防湿庫に入れてはいけない代表的な物とその理由を整理して解説します。
●濡れた機材・湿気を含んだ布製品
濡れたカメラやレンズをそのまま収納するのは避けるべきです。一見乾いているように見えても、わずかな水分が庫内の湿度を一気に上昇させる原因になります。さらに、湿気を含んだままの布ケースやカメラバッグも、内部で湿気を発散し続けるため、防湿庫の除湿機能が追いつかなくなる可能性があります。
対策としては、収納前にしっかり乾燥させ、表面だけでなく内部にも水分が残っていないか確認することが重要です。
●液体類・揮発性物質
アルコール、洗浄液、接点復活剤、ガソリン系溶剤などの揮発性化学物質を含む製品は、防湿庫には不向きです。これらは時間とともに気化し、密閉された空間内で電子部品に悪影響を与えたり、他の保管物のコーティングを劣化させる恐れがあります。
とくにペルチェ方式を採用した電子防湿庫では、内部ユニットへのダメージにもつながりかねないため注意が必要です。
●紙類・書類・フィルム類
書類や雑誌、写真フィルムなどの紙製品は湿度の変化に非常に敏感です。防湿庫の中では湿度がやや低めに保たれるため、長期間保管していると乾燥しすぎて紙が反ったり変色したりすることがあります。また、逆に機材の水分を吸ってしまい、カビの原因になることもあります。
こうした紙類は、書類保管専用の乾燥ボックスなど、別の環境で管理するのが適しています。
●外部電源が必要な精密機器(HDDなど)
HDD(ハードディスクドライブ)などの電子機器は、防湿庫の中に入れても問題ないように思われがちですが、実は湿度が低すぎることで静電気が発生しやすくなる可能性があります。また、冷却や通電の際に外気との温度差で結露が発生し、内部に水分が生じるリスクもあります。
静電気や結露による故障を防ぐためにも、HDDや一部の精密機器は通電環境に適した場所に保管する方が安心です。
防湿庫には適したものとそうでないものがあります。正しく使えば大切な機材を長期間守ることができますが、収納物を誤ると除湿効果を妨げたり、保管物を逆に傷めてしまうリスクもあるため注意が必要です。収納前には「乾いているか」「気化する成分がないか」「湿度に弱くないか」を確認することが、安全な保管への第一歩です。
ドライボックス 湿度 下がらないとの違いと対処法
防湿庫ではなく、ドライボックスは乾燥剤を使って湿度を制御する非電気式の保管容器です。湿度が下がらない場合、乾燥剤が吸湿限界を超えていたり、密閉性が不十分だったりします。
対処法としては、乾燥剤を再利用できるタイプにする、交換用の乾燥剤を常備する、湿度計を中に入れて定期的にチェックすることが有効です。電気式とは異なりランニングコストがかからない反面、メンテナンスは必須です。その点も含めて、どちらが自分の使用スタイルに合うかを判断すると良いでしょう。
hokuto 防湿庫 評判から見る実力と注意点
Hokuto防湿庫は静音性と省エネ性が高く、寝室や書斎に置いても気にならないという評価が多いです。
以下に代表製品として、「HS-25L」の製品レビューを以下にまとめます。
●良い点(ポジティブなレビュー内容)
- 湿度が40%前後で安定しており、除湿性能に満足している
- 音が非常に静かで、寝室でも気にならないレベル
- コンパクトながら収納力があり、レンズやカメラが複数収まる
- 湿度調整がしやすく、使いやすい設計
- 初心者でも扱いやすく、価格もリーズナブルで導入しやすい
- 乾燥剤の交換が不要なため、メンテナンスの手間が減る
- 見た目がシンプルでインテリアになじみやすい
- 到着までの対応や配送が迅速で安心感がある
- LED表示が見やすく、視認性が良い
- カビ対策として十分な効果が実感できた
- 高級感があり、趣味としての満足度も高い
- 初期設定後、すぐに適正湿度に到達できた
- 値段以上の品質を感じたとの声が多い
- 5年保証があり、長期使用への安心感がある
●悪い点(ネガティブなレビュー内容)
楽天市場より
- 湿度計の電池がすぐ切れた、または出荷時から消耗していた
- 扉を開けたときに本体が前傾しやすく、中の物が落ちそうになる
- 湿度調整ダイヤルが奥にあって操作しづらい
- 説明書が分かりにくく、初心者には不親切
- 小型モデルはLEDライトや自動調整機能がない
- 一部機種の中棚が金属製で、カメラに傷がついたとの声あり
- 湿度計の精度や角度に不満を感じたケースがある
- ロゴが不要・デザイン面で気になるという意見もあり
- ごくまれに初期不良(表示部の外れ・欠品など)があった
- 鍵が付属していない場合がある
性能としては、だいたい1日で庫内の除湿が完了するとの事だったが、確かにその通りで、湿度65が21という乾燥状態まで見事に除湿出来た。素晴らしい
— 明時菜前 (@kokoninamaewo) October 29, 2022
備え付けの右上の湿度計は「10%増しで表示される」という、この製品の使用レビューの通り
HOKUTO防湿庫HS25L
非常に、良い pic.twitter.com/8LVAbEjmvC
コロナの影響により、これまでよりもカメラの出動機会が減ることを鑑み、遅ればせながら防湿庫デビューしました。何も考えず買ったお陰で、想像以上に入りませんでした🤣入ってもあと1本🤣
— ゴリパパッ🦍 (@rmdgorillapapa) April 21, 2020
EOS5D mark4
EF24-70f2.8LⅡ
EF70-200f2.8LⅢ
EXTENDER EF2×III#HOKUTO#HS25L#防湿庫 pic.twitter.com/ldRa1iISRd
hokutoの防湿庫はどこの国?信頼性を検証
Hokuto防湿庫は日本の企業「アルベックス」が企画・販売しており、国内PSE認証を取得しています。企画・品質管理は日本国内で行われており、製造はアジア圏の工場が担当しています。日本企画のメリットとしては、国内サポートや保証体制が整っている点が挙げられます。ただし、純正部品の供給には多少時間がかかる場合があるため、購入時にはサポート体制や延長保証なども確認すると安心です。
- 会社名:株式会社アルベックス
- 事業内容:防湿庫の販売
- 所在地:〒652-0802 兵庫県神戸市兵庫区水木通6丁目4番3
- 電話番号:078-220-8471
- FAX番号:078-336-3558
- メールアドレス:info@arvex-group.com
hokuto 防湿庫 おすすめモデルと選び方ガイド
Hokutoの防湿庫は、使用目的や機材の量に応じて3つのシリーズから選べるようになっています。ここでは、各シリーズの特徴とおすすめモデルを紹介しながら、選び方のポイントを解説します。
小型でコスパ重視のHSシリーズ
HSシリーズは、コンパクトで価格も手頃なため、初めて防湿庫を導入する人に人気があります。除湿には静音・省エネ設計のペルチェ方式を採用しており、日常的に電気代を気にせず使えるのが魅力です。
代表モデル:
- HS-25L:容量25Lの最小モデル。机の下や棚のすき間にも置けるコンパクト設計。
- HS-51L:容量51Lの中型モデル。カメラ2~3台+レンズ数本を保管可能。
特徴:
- シンプル設計で操作が簡単
- 電源を入れるだけで自動除湿
- デジタル湿度計内蔵(機種による)
- LEDなし、鍵なしのベーシック構成
機能性と見た目を両立したHBシリーズ
HBシリーズは、HSシリーズの基本性能に加えて、操作性と視認性が強化された中〜上級モデルです。内部にLEDライトを備え、タッチパネルで湿度調整や確認が可能なモデルもあります。
代表モデル:
- HB-50EM:容量50L。LEDライトとタッチスクリーン搭載。引き出し棚付きで使い勝手が良好。
- HB-88EM:容量88L。大型機材やレンズコレクション向け。
特徴:
- タッチパネル操作で直感的に設定可能
- LED照明で庫内が明るく見やすい
- 鍵付きでセキュリティ面も安心
- 強化スチールボディで耐久性が高い
プロ仕様のフル機能モデル|HPシリーズ
HPシリーズは、Hokutoの中でも最も多機能な上位モデルです。庫内の広さと機能性を両立し、大量の機材をまとめて保管したい人に向いています。
代表モデル:
- HP-48EX:容量48L。LED照明・静音ユニット・タッチパネル搭載のハイエンドモデル。
- HP-102EX:容量102L。大型レンズや複数のボディ、周辺アクセサリまで一括収納可能。
特徴:
- LEDライト&タッチスクリーンで快適な操作性
- 大容量設計でコレクション管理がしやすい
- 引き出し棚、可動棚でカスタマイズ性も高い
- 防振・防塵性能にも優れる
選び方のポイント)防湿庫選びでは、以下のポイントを重視すると失敗がありません。
- 容量で選ぶ
収納したい機材の点数を把握し、やや余裕のあるサイズを選ぶのが理想です。最初はコンパクトでも、機材が増えるとすぐに容量不足になります。 - 機能で選ぶ
最低限の除湿機能で良いならHSシリーズ、高機能を求めるならHBまたはHPシリーズがおすすめです。LEDライトやタッチパネルの有無で使い勝手は大きく変わります。 - 設置場所で選ぶ
小型モデルならデスク下や棚に収まりますが、大型モデルはしっかりとした設置スペースが必要です。扉の開閉スペースも忘れずに確保しましょう。 - 操作性で選ぶ
タッチパネルや湿度表示が見やすいモデルは、初心者でも安心して使えます。反対に、シンプルなモデルを好むなら物理操作のタイプを選ぶと良いでしょう。
Hokutoの防湿庫は、初めて使う方からプロユースまで幅広く対応できるラインナップがそろっています。省スペース重視ならHSシリーズ、操作性や機能性を求めるならHB・HPシリーズが最適です。保管したい機材の種類や量を基準に、自分に合ったモデルを選ぶことで、長く安心して使える1台に出会えるはずです。
hokuto 防湿庫 湿度下がらない原因と正しい対策まとめ
本記事のまとめを以下に列記します。
- ペルチェ方式は静音性に優れるが除湿スピードは緩やか
- 湿度が下がらないのは除湿ユニットの劣化が原因の場合がある
- 除湿ユニットの寿命はおおむね5〜8年程度
- 湿気を含んだまま機材を収納すると湿度が上昇しやすい
- 頻繁な扉の開閉が外気の湿気流入を招く
- パッキンの劣化により密閉性が失われることがある
- 設置環境が悪いと放熱不良により除湿効果が落ちる
- 背面や側面の通気スペース不足が除湿性能を低下させる
- 使用開始直後や収納直後は湿度が一時的に上がる傾向がある
- デジタル湿度計の表示と実際の湿度には誤差がある場合がある
- 収納物に布製品や紙類を入れると湿度が安定しにくくなる
- 再生可能な乾燥剤を併用することで除湿効率を補える
- 電源を切ったまま放置するとカビの原因になる可能性がある
- 除湿ユニット交換は取扱説明書に従えばユーザーでも可能
- 収納前に機材の水分や結露を完全に除去しておくことが重要
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