ZV-E10 IIの神レンズを探していると、ZV-E10 IIのレンズおすすめやZV-E10 IIのレンズ自撮り、ZV-E10 IIのレンズVlog、ZV-E10 IIのレンズ広角、ZV-E10 IIのレンズ単焦点みたいなキーワードがたくさん出てきて、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまうと思います。調べれば調べるほど情報が雪だるま式に増えていって、タブだけがどんどん増えていく、みたいなこともあるあるかなと思います。
さらに、ZV-E10 IIのキットレンズだけで足りるのか、ZV-E10 IIのレンズ手ぶれ補正付きがいいのか、サードパーティのZV-E10 IIのレンズsigmaやZV-E10 IIのレンズtamronまで候補に入れると、情報が多すぎて判断が止まってしまいがちですよね。YouTubeやSNSでもいろいろなクリエイターがそれぞれの「神レンズ」を紹介しているので、「みんな言っていることが違うけど、どれを信じたらいいの…?」と感じやすいところです。
このページでは、APS-C VLOGCAMとしてのZV-E10 IIの特徴を踏まえつつ、私が実際に使い込んできた経験と検証結果をベースに、用途別に「これなら神レンズと言っていい」と胸を張っておすすめできるレンズを整理していきます。スペック表の数字だけではなく、実際に撮影現場でどう感じるか、編集していて「このレンズでよかった」と思えるかどうか、というところまで踏み込んでお話ししていきます。
クロップのきつい4K60p撮影やアクティブ手ぶれ補正、自撮りVlog、写真もちゃんと撮りたいニーズまで、あなたのスタイルに合わせてレンズ選びのモヤモヤをほぐしていくので、最後まで読んでもらえれば、自分にとってのZV-E10 IIの神レンズ像がかなりクリアになるはずです。「どのレンズを最初の1本にするか」「次に買い足すなら何を優先するか」まで、具体的なイメージを持てるようになることをゴールにしています。
この記事は、ZV-E10 IIを初めて手にしたばかりの人から、既にZV-E10から乗り換えた人、αシリーズと併用している人まで、幅広いレベルの方を想定しています。途中で専門用語が出てきた場合は、できるだけその場で噛み砕いて説明するので、カメラ用語にまだ慣れていないあなたも、気楽な気持ちで読み進めてもらえたら嬉しいです。
- ZV-E10 II特有のクロップと手ぶれ事情を理解できる
- 自撮りVlog向けの広角神レンズ候補が絞り込める
- キットレンズからの乗り換えタイミングがわかる
- 予算と用途別に最適なレンズ構成をイメージできる
ZV-E10 IIの神レンズ選びの前提
ZV-E10 IIの神レンズを決めるうえで外せないのが、APS-Cセンサーのクロップ倍率、4K60p撮影時の追加クロップ、ボディ内手ぶれ補正なしという3つの前提です。この章ではまず、ZV-E10 IIというカメラのクセと強みを整理しながら、「どんなレンズが相性いいのか」を土台から一緒に整えていきます。ここをざっくりでも押さえておくと、あとで具体的なレンズ候補を見たときに「なぜこのレンズが推されているのか」がストンと腑に落ちやすくなりますよ。
ZV-E10 IIとは?Vlog特化APS-C機の全体像

ZV-E10 IIは、ソニーのVLOGCAMシリーズに属するAPS-Cセンサー搭載のミラーレスカメラです。簡単に言うと、「Vlog撮影に必要な機能を最初から全部盛りにした、コンパクトなレンズ交換式カメラ」という立ち位置ですね。26メガピクセルのAPS-C裏面照射型Exmor R CMOSセンサーとBIONZ XRプロセッサーを搭載していて、静止画の描写力はもちろん、6K相当の情報量からの4K 60p動画オーバーサンプリングにも対応しています。
ZV-E10 IIは「写真も撮れるVlogカメラ」ではなく、あくまでVlog撮影を中心に設計されたカメラというのがポイントです。ボタン配置やメニュー構成、動画専用ボタン、背景ボケ切り替えボタン、商品レビュー用設定など、Vloggerがよく使う機能にすぐアクセスできるようになっています。「初めての一眼カメラだけど、すぐVlogを始めたい」というあなたにとっても扱いやすい設計になっていると感じるはずです。
サイズ感もコンパクトで、ボディ単体約292gと軽量です。ZV-E10 IIはNP-FZ100というフルサイズ機と同じ大容量バッテリーを採用しつつ、この軽さを実現しているのが面白いところで、撮影時間と携帯性のバランスがかなり良いです(出典:ソニー公式 ZV-E10 II 主な仕様)。
動画面では、4K 30pだけでなく最大4K 60p、フルHD 120pのスローモーション撮影にも対応。さらに、クリエイティブルックやS-Log3、S-Cinetoneなどのピクチャープロファイルを使えば、シネマライクな色作りやグレーディング前提の撮影もこなせます。つまり、「スマホより一歩先の画作りをしたいVlogger」から「しっかり作品作りしたいクリエイター」まで、幅広くカバーできる懐の深さを持ったカメラです。
一方で、ボディ内手ぶれ補正(IBIS)は非搭載なので、歩き撮りや手持ち撮影ではレンズ側の手ぶれ補正(OSS/VC)やアクティブ手ぶれ補正、場合によってはジンバルの活用が重要になってきます。この「IBISなし+アクティブ手ぶれ補正+クロップ」の組み合わせが、ZV-E10 IIのレンズ選びを考えるうえで大きなポイントになってくるわけです。
ZV-E10 IIのレンズマウントと対応レンズの考え方

ZV-E10 IIのレンズマウントは、ソニーおなじみのEマウントです。これはフルサイズ機のα7シリーズやα9シリーズ、APS-C機のα6600/α6700などと共通のマウント規格で、「レンズの取り付け部分の口径と形状が同じ」という意味になります。ZV-E10 IIはボディ内部のセンサーサイズがAPS-Cなので、装着したレンズの画角はフルサイズ換算で1.5倍になりますが、物理的にはフルサイズEマウントレンズもAPS-C専用Eマウントレンズもどちらも装着可能です。
ソニー純正レンズのラインナップで見ると、
- APS-C専用:名称に「E 10-20mm F4 G」や「E 11mm F1.8」のように「E」が付く
- フルサイズ対応:名称に「FE 24-70mm F2.8 GM II」のように「FE」が付く
といった形で区別されています。ZV-E10 IIにとっての「ど真ん中」はAPS-C専用のEレンズですが、フルサイズFEレンズを付けて使うこともできます。ただし、FEレンズはサイズも価格も一段上になることが多いので、Vlog用途では「そこまでの大きさや重さを受け入れられるか」が判断のポイントになります。
また、ZV-E10 IIはレンズ交換式なので、ソニー純正レンズだけでなくサードパーティ製のEマウントレンズも広く選べるのが強みです。Sigma DC DNシリーズやTamron Di III-Aシリーズなど、APS-C専用のレンズ群は、ZV-E10 IIとの相性が良いものが多いです。とくに、Sigma 18-50mm F2.8や10-18mm F2.8のようなコンパクトで明るいズームは、ZV-E10 IIの軽量ボディと組み合わせることで、非常にバランスの良いセットになります。
一方で、ZV-E10 IIはフランジバック(マウントからセンサーまでの距離)が短いミラーレス構造なので、マウントアダプターを使って他社の一眼レフ用レンズを装着することも技術的には可能です。ただし、AF速度や手ぶれ補正の連携、動画撮影時の信頼性などを考えると、ZV-E10 IIで本気でVlogや仕事撮影をするなら、基本的にはEマウントネイティブレンズを選ぶのがおすすめかなと思います。
ZV-E10 IIのレンズマウントと対応レンズをざっくり整理すると、
- マウントはソニーEマウントで、APS-Cセンサーを搭載
- APS-C専用Eレンズがサイズ・価格・画角のバランス的に本命
- フルサイズFEレンズも装着可能だが、サイズと重さに注意
- サードパーティ製Eマウントレンズも選択肢が豊富
というイメージになります。ここを押さえたうえで、ZV-E10 II 神レンズ候補を選んでいくと、「なぜこのレンズがおすすめなのか」「自分の用途に合っているのか」が理解しやすくなるはずです。
APS-CとVlog向けおすすめレンズ

まず押さえておきたいのが、ZV-E10 IIがAPS-Cセンサー機だという点です。フルサイズと比べて焦点距離が約1.5倍になるので、たとえば18mmのレンズならフルサイズ換算で約27mm相当になります。この「換算焦点距離」の感覚を掴んでおくと、レンズのスペック表を見たときに、実際の画角を想像しやすくなるんですよね。
ここにZV-E10 II特有の要素として、4K60p撮影時の追加クロップと、アクティブ手ぶれ補正による電子的なクロップが乗ってきます。4K30pならクロップはほぼ気にしなくてOKですが、4K60p+アクティブ手ぶれ補正まで使うと、実質2倍以上に感じる画角になることも珍しくありません。数字だけを見るとややこしく感じますが、体感としては「思っていたよりかなり狭く写るな…」となりやすいです。
ソニー公式でも、APS-Cサイズ有効約2600万画素センサーや4K60p対応などが明記されていて、「一眼クオリティの描写力をVlogでも気軽に使える」というコンセプトがはっきりしています(出典:ソニー デジタル一眼カメラα VLOGCAM ZV-E10 II 主な仕様)。つまり、ボディのポテンシャルに見合うレンズを選んであげないと、もったいないカメラでもあるわけです。
APS-Cセンサーとクロップの基本
APS-Cセンサーのクロップ倍率1.5倍は、静止画撮影だけなら割とシンプルで、「35mmなら標準っぽい画角」「24mmならちょい広角だな」といった感覚で済みます。しかし動画になると話が変わってきます。ZV-E10 IIのように、動画時にセンサーの一部だけを読み出すカメラでは、そのぶん画角がさらに狭くなるからです。
具体的には、
- 通常撮影(4K30p・手ぶれ補正標準):レンズ焦点距離×1.5倍
- 4K60p撮影:レンズ焦点距離×1.5×約1.1倍
- アクティブ手ぶれ補正オン:さらに約1.3倍前後
というイメージで、条件を重ねていくほど画角が狭くなります。16mmスタートのズームレンズでも、4K60p+アクティブ手ぶれ補正まで使うと、体感的には30mm台の標準域に近くなってしまうわけです。
焦点距離とクロップ時のざっくりイメージ(目安)
| レンズ焦点距離 | 4K30p 標準 | 4K60p 標準 | 4K60p +アクティブ |
|---|---|---|---|
| 10mm | 約15mm相当 | 約16.5mm相当 | 約22mm前後 |
| 11mm | 約16.5mm相当 | 約18mm相当 | 約24mm前後 |
| 16mm | 約24mm相当 | 約26mm相当 | 約35mm前後 |
| 18mm | 約27mm相当 | 約30mm相当 | 約40mm前後 |
数値はあくまでイメージしやすいように丸めた一般的な目安です。実際のクロップ倍率はモードや設定によって微妙に前後します。
Vlog向けおすすめレンズの考え方
Vlog向けおすすめレンズを考えるときは、この「APS-C×動画クロップを前提にした焦点距離設計」がかなり重要です。静止画用の定番である35mmや50mm付近の画角は、Vlog自撮りには狭く感じやすく、どちらかというとBロールやスナップ、ポートレート向きになってきます。自分の腕を伸ばしたくらいの距離で撮ると、顔しか映らず背景がほとんど入らない、ということも起こりやすいです。
逆に言うと、Vlogに強い神レンズ候補は、10〜11mmスタートの超広角ズームや単焦点になりやすいです。ZV-E10 IIで動画メインなら、まずはここを起点にラインナップを考えると迷いにくくなります。もしあなたが「自撮りしつつ、後ろの景色もしっかり見せたい」と思っているなら、広角側の数字を優先してチェックしてあげるといいですよ。
まとめると、
- 静止画メイン:24〜35mm付近の標準域も使いやすい
- Vlogメイン:10〜11mmスタートの広角がかなり有利
- 4K60p+アクティブ手ぶれ補正を多用 → 広角寄りレンズ必須
というざっくりした指針をベースに、次のセクションから具体的な神レンズ候補を見ていきます。
自撮りVlog用広角神レンズ候補

自撮りスタイルでZV-E10 IIの神レンズを探しているなら、まず候補に入れてほしいのが以下の3本です。
- Sony E PZ 10-20mm F4 G
- Sigma 10-18mm F2.8 DC DN
- Sony E 11mm F1.8
どれもZV-E10 IIとの相性が良く、「自撮りしながら歩く」「テーブルで商品紹介をする」「旅先で街並みを背景にしゃべる」といったVlogシーンで頼りになるレンズたちです。ただ、性格はそれぞれかなり違うので、あなたのスタイルに合わせて選んであげるのがポイントです。
Sony E PZ 10-20mm F4 Gの強み
Sony E PZ 10-20mm F4 Gは、ZV-E10 IIとの組み合わせを前提に設計されたと言っていいくらい、Vlogで使いやすい広角ズームです。超広角側10mmスタートで、4K60p+アクティブ手ぶれ補正をオンにしても、自撮りで顔と背景がしっかり入る余裕があります。三脚を立ててのトークシーンでも、狭めの部屋で背景をちゃんと入れたい場合にありがたい画角です。
しかもインナーズーム&パワーズームなので、ジンバルに載せても重心がズレにくく、カメラ側のズームレバーでヌルっとした画作りがしやすいのがポイントです。ズーム操作中も全長が変わらないので、バランスの再調整が少なくて済みます。重量も軽めで、ZV-E10 IIと組み合わせても片手Vlogが現実的な範囲に収まります。
F4固定という明るさは、単焦点と比べると控えめですが、そのぶん日中の街歩きや旅Vlogでは扱いやすい側面もあります。被写界深度が深めなので、「とにかくピンボケせずに、あなたと背景の両方をちゃんと写したい」という用途にはぴったりです。
Sigma 10-18mm F2.8とSony E 11mm F1.8
暗所やボケ量を重視するなら、Sigma 10-18mm F2.8 DC DNもかなり有力な神レンズ候補です。F2.8通しのおかげで、夜の街歩きや室内撮影でもISO感度を抑えやすく、広角でもしっかり背景をぼかしたカットを作れます。パワーズームはないものの、マニュアルズームのしっとりした操作感が好きな人にはこちらの方がフィットすることも多いです。
広角ズームながらコンパクトで、ZV-E10 IIに載せても取り回しやすいバランスです。10mm側でのゆがみも比較的よく抑えられていて、建物や室内を広く写したいときにも使いやすい印象があります。
単焦点で割り切るなら、Sony E 11mm F1.8。換算約16.5mmで、自撮りにもVlogの歩き撮りにも気持ちいい画角です。F1.8の明るさと綺麗なボケで、「背景をふんわり溶かしつつ、自分もしっかり見せたい」という欲張りなニーズにも応えてくれます。屋外の夜Vlogやイルミネーション撮影では、単焦点ならではのとろっとしたボケが映える場面が多いですね。
自撮りVlog中心なら、
- 迷ったらSony E PZ 10-20mm F4 G(万能・純正連携・パワーズーム)
- 暗所&ボケ重視ならSigma 10-18mm F2.8(F2.8通し・ズームの柔軟性)
- 単焦点派ならSony E 11mm F1.8(F1.8のボケと描写重視)
この3択からスタートすると、自分のスタイルに合った神レンズを見つけやすいと思います。
もしまだ自分のスタイルがはっきり決まっていない場合は、「どの時間帯に撮ることが多いか」「どれくらい歩きながら撮るか」を基準に考えると選びやすいですよ。
- 日中の観光Vlog中心 → 10-20mm F4 G寄り
- 夜の街・室内が多め → 10-18mm F2.8 / 11mm F1.8寄り
初心者に優しいキットレンズ
ZV-E10 IIのキットレンズとして用意されているSony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS IIは、正直に言うと「画質で感動するレンズ」ではありません。ただ、初心者が最初に扱うレンズとしてのバランスはかなり優秀です。軽くてコンパクトで、電源オフ時には沈胴してくれるので、カメラ全体をカバンにポンと入れやすいのが大きなメリットです。
まず、16mmスタートの広角寄りズームなので、旅行スナップやテーブルフォト、ちょっとしたVlogまで一通りこなせます。PZ(パワーズーム)搭載のおかげで、動画撮影中のズームイン・アウトがスムーズで、「カメラを触り慣れていないけど、動画もやってみたい」という段階にはピッタリです。ズームレバーを少しだけ倒せばゆっくり、深く倒せば速くという直感的な操作も、動画初心者の味方です。
また、OSS(レンズ内手ぶれ補正)も搭載しているので、ZV-E10 II単体ではカバーしきれない微妙な手ぶれもある程度吸収してくれます。もちろんアクティブ手ぶれ補正ほどガッツリではありませんが、日常の記録や軽いVlogなら「これで十分かも」と感じるシーンも多いです。
もちろん、F値が暗めでボケ量は控えめ、周辺画質も最新の明るいズームや単焦点に比べると一歩譲ります。「神レンズ」と呼ぶにはパンチが足りないのも事実です。逆光耐性や歪曲収差など、こだわり始めると気になるポイントは確かに出てきます。
キットレンズの上手な付き合い方
とはいえ、キットレンズには「気軽に持ち出せること」という大きな価値があります。ZV-E10 IIで撮影する習慣を付けるうえで、軽くて小さいレンズは思っている以上に重要です。「今日は重いレンズを持ち歩く元気はないけど、何か撮るかもしれないから一応持っていこう」という日には、キットレンズの気軽さが役立ちます。
キットレンズでしばらく撮りながら、「もう少しボケがほしい」「もっと広く撮りたい」「暗い場所に強いレンズがほしい」といった不満がはっきりしてきたタイミングで、神レンズ候補にステップアップしていくのが失敗しにくい流れだと思います。いきなり高価なレンズに飛びつくより、自分の不満ポイントを具体的にしてから買い替える方が、満足度の高い買い物になりやすいです。
キットレンズとステップアップレンズのざっくり比較(目安)
| 項目 | 16-50mm OSS II | 標準ズームF2.8 | 単焦点F1.4〜F1.8 |
|---|---|---|---|
| 明るさ | F3.5-5.6 | F2.8通し | F1.4〜F1.8 |
| ボケ量 | 控えめ | しっかり | かなり大きい |
| 画質 | 必要十分 | 高画質 | 最高クラス |
| 重量 | 超軽量 | 中程度 | 軽〜中程度 |
どれが正解というより、「どこに一番価値を置くか」で選び方が変わります。
よくある失敗パターンとして、「キットレンズ=悪いもの」と決めつけて、ほとんど使わないうちに売ってしまうケースがあります。後から「軽いレンズが欲しい」となって、結局似たようなスペックのレンズを買い直す人も意外と多いので、キットレンズは一度手放す前に、サブ的な用途で残しておく価値があるかも、と一度考えてみるのがおすすめです。
写真撮影重視の単焦点神レンズ
静止画もしっかり楽しみたいなら、単焦点レンズはZV-E10 IIにとっての強力な相棒になります。中でも、Sigma 30mm F1.4 DC DNとSony E 35mm F1.8 OSS、そしてSony E 15mm F1.4 Gは「写真も動画もやりたい人」にとって神レンズ候補になりやすい3本です。どれも性格がかなり違うので、「何を優先するか」で選び分けるイメージです。
Sigma 30mm F1.4 DC DN:コスパ最強の標準単焦点
Sigma 30mm F1.4 DC DNは、とにかくコスパが高い定番単焦点。換算約45mmで、人物スナップからテーブルフォト、日常の切り取りまで何でもこなせます。F1.4の大きなボケとキレのある描写で、「キットズームでは出せない、単焦点ならではの立体感」を体感しやすいレンズです。
ボケの輪郭がしっかりしているので、主役の被写体がスッと浮き上がるような描写になります。背景の光源を活かしたナイトスナップや、カフェでのテーブルフォトなど、「ちょっと雰囲気のある写真を撮りたい」ときにかなり頼りになる一本です。
動画に使う場合は、AF駆動音がシーンによってはマイクに入ることがあるので、内蔵マイクでの録音時は少し注意が必要です。ただ、外部マイクを使ったり、BGMやナレーションを重ねる前提ならほとんど気にならないレベルかなと思います。
Sony E 35mm F1.8 OSSとSony E 15mm F1.4 G
Sony E 35mm F1.8 OSSは、スペックだけ見ると控えめに見えるかもしれませんが、OSS(レンズ内手ぶれ補正)を積んでいるのが大きな魅力です。ZV-E10 IIはボディ内手ぶれ補正がないので、中望遠寄りの画角で静止画・動画を撮るときには、補正の有無で歩留まりがかなり変わります。夜のスナップや室内撮影が多いなら、35mm F1.8 OSSの安定感はかなり心強いです。
換算約52.5mmの画角は、ポートレートやディテールの切り取りに向いていて、人物の自然な距離感を保ちつつ、背景をほどよく整理できます。F1.8の明るさもあって、少し暗めの室内でもシャッタースピードを稼ぎやすいです。
広角単焦点としては、Sony E 15mm F1.4 Gも外せません。換算約22.5mmで、風景や環境ポートレート、Vlogの自撮りにも使いやすい画角です。Gレンズらしい高い解像力と綺麗なボケ、動画向けの絞りリング(クリック解除可能)など、「作品としての写真や映像を撮りたい」人の期待に応えてくれる一本です。星空撮影や都市夜景でも、F1.4の明るさが頼りになります。
写真重視の神レンズ候補ざっくり比較(目安)
| レンズ | 画角(換算) | 主な得意分野 |
|---|---|---|
| Sigma 30mm F1.4 | 約45mm | 日常スナップ、テーブルフォト、軽いポートレート |
| Sony 35mm F1.8 OSS | 約52.5mm | ポートレート、夜スナップ、手ぶれ補正付き動画 |
| Sony 15mm F1.4 G | 約22.5mm | 風景、環境ポートレート、星空、広角Vlog |
どのレンズも「写真も動画もやりたい」欲張りなスタイルに応えてくれますが、メインで撮りたいジャンルに合わせて選んであげると、満足度がグッと上がります。
動画撮影と手ぶれ補正の重要性
ZV-E10 IIにはボディ内手ぶれ補正がないので、動画撮影では「どこまでレンズ側の補正やアクティブ手ぶれ補正に頼るか」を決めておくことがかなり重要です。ここを曖昧にしたままだと、「せっかく神レンズを買ったのに、画角が狭すぎて自撮りしづらい」「歩き撮りが揺れすぎて使えない」といったミスマッチが起きがちです。ここ、かなり気になるポイントですよね。
アクティブ手ぶれ補正と画角の関係
アクティブ手ぶれ補正は電子的なブレ補正なので、そのぶん画角がクロップされます。仕組みとしては、センサーで読み出した映像の周辺部に「余白」を設け、その中で画像を少し動かしながらブレを打ち消すイメージです。なので、どうしても元の画角より狭くなってしまいます。
広角側が足りないレンズに頼ってしまうと、「せっかく広角ズームを買ったのに、自撮りだと標準ズームみたいな画角になってしまう」ということも普通に起こります。特に16mmスタートのズームを使っている場合、4K60p+アクティブ手ぶれ補正だと、腕を伸ばしてギリギリ…というレベルになりがちです。
OSS/VC付きレンズとジンバル運用
一方で、Tamron 17-70mm F2.8のようなVC(手ぶれ補正)搭載レンズを使えば、アクティブ手ぶれ補正をオフにしても手持ちのブレをかなり抑えられます。その代わりレンズ自体が重くなり、ZV-E10 IIとの組み合わせではフロントヘビーになりやすい、というトレードオフがあります。
ジンバル運用を前提にする場合は、レンズ自体が軽い方がセッティングも楽ですし、長時間の撮影でも腕や手首の負担が少なく済みます。パワーズーム対応レンズなら、ジンバルに載せたままでも滑らかなズームがしやすく、撮影の幅が広がります。
手ぶれ補正まわりは、
- アクティブ手ぶれ補正に任せる代わりに画角を犠牲にする
- レンズ側の補正(OSS/VC)を活かしてクロップを抑える
- ジンバル運用を前提に軽いレンズを選ぶ
といった複数の選択肢があります。どれが正解というより、あなたの撮影スタイルと妥協ポイント次第です。
レンズの重量や補正効果、価格に関する数字は、あくまで一般的な目安として捉えてください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、高価な機材の購入や運用方針の最終決定について不安があれば、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ZV-E10II神レンズ最終結論
ここからは、これまでの前提やレンズの特徴を踏まえつつ、ZV-E10 IIユーザー向けに「タイプ別の神レンズ構成」をまとめていきます。α6700などの兄弟機との違いや、自撮りVlog向けの本命レンズ、標準ズーム&単焦点の組み合わせ、キットレンズからのステップアップの考え方まで、実際の購入やレンズ入れ替えのイメージが湧くように整理していきます。「このセットなら自分のスタイルにハマりそう」と思える組み合わせを一緒に見つけていきましょう。
ZV-E10IIとα6700レンズ比較
ZV-E10 IIとα6700は、どちらもソニーAPS-Cラインの中核機ですが、ボディ内手ぶれ補正(IBIS)の有無という大きな違いがあります。α6700側にはIBISがあるので、レンズ側に手ぶれ補正がなくても、ある程度はボディ側で吸収してくれます。そのため、レンズ選びの自由度という意味ではα6700の方が一歩リードしていると言えます。
そのため、α6700ではSigma 18-50mm F2.8やSony 15mm F1.4 Gのような「手ぶれ補正なしだけど描写最強レンズ」が組み合わせやすく、ソフト側の電子補正も組み合わせれば、かなり自由度の高い運用ができます。静止画・動画ともに、ボディ側の補正を前提に「画質優先」でレンズを選ぶ発想がしやすいです。
購入検討時に知っておきたいZV-E10 II / α6700の実用比較
| 比較項目 | ZV-E10 II | α6700 | 購入時の判断ポイント |
|---|---|---|---|
| ボディ内手ぶれ補正 | なし(アクティブ補正中心) | あり(IBIS+電子補正併用可) | 歩き撮りや望遠撮影が多いならα6700が有利 |
| 動画用途との相性 | Vlog特化・自撮り操作が快適 | 作品撮り・映像制作寄り | 自撮りVlog中心ならZV-E10 IIの方が扱いやすい |
| レンズ選択の自由度 | 補正付きレンズや広角寄りが現実的 | 非補正・大口径単焦点も選びやすい | 「軽量運用か表現重視か」で判断が分かれる |
| 機材重量バランス | 軽量レンズと相性が良い | 少し重いレンズでも安定運用しやすい | 長時間撮影や旅行なら重量バランスも要確認 |
| おすすめレンズ傾向 | 10-20mm / 11mm / 補正付き標準ズーム | 18-50mm / 15mm F1.4 / 明るい単焦点 | 用途別に「はじめの一本」を明確に決めておくと失敗しにくい |
| 向いているユーザー像 | Vlog・自撮り・ライトな動画中心 | 写真+動画制作・表現重視 | 撮影比率(動画>写真 or 写真>動画)で選び分けるのがおすすめ |
※表の内容はあくまで一般的な傾向の目安です。仕様や効果の詳細は、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
ZV-E10 IIならではのレンズ戦略
一方でZV-E10 IIは、IBISがないぶん、「どのくらい動画を撮るか」「どこまで歩き撮りをするか」でレンズ選びの基準が変わる印象です。静止画メインで時々動画なら、α6700向けのレンズ構成をそのまま持ってきても大きな問題はありませんが、Vlog中心なら広角と手ぶれ補正のバランスをもう一段慎重に見ておきたいところです。
また、ZV-E10 IIはZVシリーズらしく、動画向けの操作系やマイク周りが強化されているので、ボディ自体が「Vlogのベースマシン」という性格を持っています。そのため、レンズ側で「自撮りのしやすさ」「歩き撮りのしやすさ」を補ってあげると、ボディの持ち味を最大限活かしやすくなります。
APS-Cボディ全体のレンズ構成については、α6400やα6700の文脈で整理した記事も参考になると思います。ソニーAPS-Cボディ全体のレンズ戦略を俯瞰しながら、自分の撮影スタイルに合うZV-E10 IIの神レンズ構成を検討していくのがおすすめです。
標準ズームと単焦点おすすめ
「広角Vlogレンズ+標準ズーム+単焦点1本」という3本構成は、ZV-E10 IIを長く使っていくうえでかなりバランスがいい組み合わせです。広角Vlogレンズで自撮りや歩き撮りをカバーしつつ、標準ズームで旅行や日常撮影、単焦点で「ここぞ」というシーンを撮るイメージですね。
標準ズームの神レンズ候補としては、
- Sigma 18-50mm F2.8 DC DN(軽くて写りが良い万能ズーム)
- Tamron 17-70mm F2.8 Di III-A VC(手ぶれ補正付きで守備範囲が広い)
- Sony E 16-55mm F2.8 G(純正ハイエンド標準ズーム)
あたりが定番です。ZV-E10 IIとのバランスを考えると、「軽さと描写のバランスでSigma 18-50mm F2.8、安定感重視ならTamron 17-70mm F2.8」といったイメージで選ぶといいかなと思います。純正16-55mm F2.8 Gは、画質重視のハイエンド志向な一本として候補に入ってきます。
単焦点に関しては、先ほど挙げたSigma 30mm F1.4 DC DNやSony E 35mm F1.8 OSSに加えて、広角寄りのSony E 15mm F1.4 GやSony E 20mm F2.8あたりも候補になります。標準ズームでカバーできない「もう一歩踏み込んだ表現の軸」をどこに置きたいかで選ぶイメージです。
標準ズーム+単焦点の基本構成例
- 動画多め&軽さ重視:Sigma 18-50mm F2.8 + Sigma 30mm F1.4
- 旅行オールインワン:Tamron 17-70mm F2.8 + Sony E 11mm F1.8
- 画質最優先:Sony 16-55mm F2.8 G + Sony 15mm F1.4 G
どの構成も、広角Vlogレンズを1本足すとかなり隙のないシステムになります。
「まだ単焦点を持っていない」という場合は、まず標準ズームを1本強化して、次に単焦点を追加する流れもアリですし、逆に「最初に単焦点で世界を変えてから、標準ズームを整える」という順番でもOKです。大事なのは、レンズごとの役割をはっきりさせてあげることかなと思います。
キットレンズからの買い替え指針
「今はキットレンズだけど、そろそろZV-E10 IIの神レンズがほしい」と感じ始めたとき、どこから手を付けるかはけっこう悩みどころです。私は、「不満が一番大きいポイントを一発で解消してくれるレンズ」から買い替えるのがおすすめかなと思っています。ここがブレると、「なんとなく良くなった気はするけど、モヤモヤが残る」という状態になりがちです。
たとえば、
- 自撮りで顔がアップになりすぎる → 広角Vlogレンズ(10-20mmや11mm単焦点)
- もっと背景をぼかしたい → F1.4〜F1.8単焦点(30mm / 35mmなど)
- 暗い室内や夜の街でブレやノイズが気になる → 明るい単焦点 or 手ぶれ補正付きズーム
という感じで、「一番ストレスを感じている場面」を起点に考えると、自然と優先順位が見えてきます。「なんとなくステップアップしたい」ではなく、「この不満を解消したい」という視点で選ぶと、レンズ選びの精度が一気に上がりますよ。
逆に、「なんとなく良さそうだから」といきなり高価なGレンズや大口径ズームに飛びついてしまうと、「重くて持ち出さない」「画角が合わない」といった別の不満が出てくることもあります。スペック的には最高なのに、自分の撮影スタイルには合わず防湿庫の飾りになってしまう…というのは、レンズあるあるの失敗パターンです。
レンズはどれも安い買い物ではないので、予算や使用頻度も含めて無理のない範囲で選ぶのが大事です。価格や在庫状況は日々変動するため、金額に関する情報はあくまで参考程度にして、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
もしどうしても決めきれない場合は、カメラ店のスタッフや動画制作に詳しいクリエイターなど、最終的な判断は専門家にご相談ください。一度しっかり相談しておくと、長く満足できるレンズ選びがしやすくなります。
キットレンズは「卒業するもの」というより、「軽く済ませたい日やサブ的な運用で残しておく」イメージで考えると、システム全体の柔軟性が上がります。神レンズを導入したあとも、意外とキットレンズの出番は残るものですよ。たとえば、雨の日の外出や人混みの撮影など、ちょっと気軽に使いたいシーンでは、キットレンズの気楽さが役立つことも多いです。
ZV-E10II神レンズVlog総括
ここまで、ZV-E10 IIの神レンズ候補を用途別にかなり細かく見てきました。最後に、Vlog視点でのZV-E10 II神レンズ総括として、もう一度シンプルにまとめておきます。情報量が多かったので、一度整理して頭の中をスッキリさせましょう。
自撮りVlog中心なら、Sony E PZ 10-20mm F4 Gを軸に考えるのがやはり安定です。そこに暗所やボケ重視でSigma 10-18mm F2.8やSony E 11mm F1.8を足すかどうか、というイメージになります。まず10-20mmで「困るシーン」が出てきたら、その穴を埋めるレンズを追加していくイメージです。
写真も動画も両方やりたいなら、Sigma 18-50mm F2.8 DC DN+単焦点1本(Sigma 30mm F1.4やSony 35mm F1.8 OSSなど)の組み合わせが、軽さと描写のバランス的にすごく扱いやすいです。旅行や日常記録まで1本で広くカバーしたいなら、Tamron 17-70mm F2.8も神レンズ候補に入ってきます。そこに広角Vlogレンズを1本足せば、かなり万能なセットになります。
そして何より大事なのは、「あなたが一番撮りたいシーンに、しっくりくるレンズを選ぶこと」です。スペック表だけで選ぶのではなく、実際の撮影スタイルや持ち出す頻度、編集のワークフローまで含めて考えてあげると、ZV-E10 IIの神レンズ選びはぐっと楽しくなります。「このレンズと一緒ならどこに行きたいか」をイメージしながら選ぶと、自然とワクワクしてきますよ。
Vlog用カメラ全般の考え方や、ZV-E10シリーズの立ち位置については、ZV-E10のレビュー記事も合わせて読んでもらうと理解が深まると思います。
コスパ検証Sony ZV-E10レビューと他機種徹底比較では、VlogカメラとしてのZV-E10シリーズの強みや他機種との違いを整理しています。ZV-E10 IIの神レンズ探しと合わせてチェックしてみてください。
このページの内容は、あくまで私自身の経験と一般的な傾向をもとにしたガイドラインです。レンズの価格や仕様、対応状況は変更される可能性があるので、最終的には正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、高価な機材の購入や撮影スタイルの大きな変更については、最終的な判断は専門家にご相談ください。あなたのZV-E10 IIライフが、神レンズとの出会いでさらに楽しくなるきっかけになればうれしいです。



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