EOS R6 Mark IIIおすすめレンズで検索しているあなた、たぶん「純正RFレンズがいいの?」「Lレンズじゃないと解像が足りない?」「標準ズームは24-105と24-70どっち?」「単焦点はF1.2とF1.8のどちらが幸せ?」「広角や望遠、動画やVlogまで全部どう組む?」みたいに、頭の中が渋滞してますよね。
EOS R6 Mark IIIは高画素寄りで、連写もAFも動画も強いぶん、レンズの弱点が出やすいカメラです。だからこそ、レンズ選びの軸を先に作っておくと、買ってからの後悔がガクッと減ります。
この記事では、解像力、手ブレ補正、ナノUSMやVCMのAF駆動、フォーカスブリージング、4K120pや7K RAWを意識した運用、さらにサードパーティやマウントアダプターでのEFレンズ活用まで、EOS R6 Mark IIIで失敗しにくいおすすめレンズの考え方をまとめます。
- EOS R6 Mark IIIでレンズに求める優先順位の作り方
- 標準ズーム・単焦点・広角・望遠の鉄板候補
- 動体撮影と動画撮影で失敗しないポイント
- RFとEF運用、サードパーティの現実的な使いどころ
EOS R6 Mark IIIおすすめレンズの選び方
最初に「何を優先するか」を決めましょう。EOS R6 Mark IIIは何でもできる反面、レンズ選びを雑にすると、画質やAF、動画の使いやすさでモヤッとしやすいです。ここでは、私がレンズを選ぶときに必ず見るポイントを、なるべく噛み砕いて整理します。
EOS R6 Mark IIIとは何か

EOS R6 Mark IIIは、キヤノンが展開するフルサイズミラーレスEOS Rシリーズの中でも、「写真も動画も本気でやりたい人」に向けた中核モデルです。初代R6は高感度とAF性能で評価され、Mark IIで完成度を高め、Mark IIIではついに高画素化・高速連写・動画強化をすべて両立した万能機へと進化しました。
これまでのR6系は「バランス型だけど解像は控えめ」という立ち位置でした。しかしMark IIIでは有効約3250万画素へと大幅に画素数を引き上げ、風景・ポートレート・動体・動画まで幅広く高品位にこなせる“真のオールラウンダー”になっています。ここ、まさにレンズ選びが楽しくなるポイントですよね。
発売日と位置づけ
EOS R6 Mark IIIの日本での発売日は2025年11月です。EOS R6 Mark IIの正統後継機であり、上位のEOS R5シリーズに迫る性能を持ちながら、サイズ・価格・操作性のバランスを保った位置づけになっています。
つまり、「R5ほどの超高画素は要らないけど、R6 Mark IIでは少し物足りない」と感じていた層にぴったり収まるモデルです。写真も動画も一台でこなしたい人には、かなり現実的な最適解と言えます。
基本スペックで押さえるべきポイント
細かい数値をすべて覚える必要はありませんが、レンズ選びや撮影スタイルに直結する中核スペックは押さえておくと安心です。
- 有効約3250万画素フルサイズCMOSセンサー
- 電子シャッターで最大約40コマ/秒の高速連写
- デュアルピクセルCMOS AF II搭載
- ボディ内5軸手ブレ補正(対応レンズ併用で最大約8段クラス)
- 7K記録モードおよび4K120p対応
重要ポイント:3250万画素になることで、レンズの解像力・周辺画質・収差の出方がはっきり見えるようになります。つまり「良いレンズを使うほど伸びる」ボディです。逆に言えば、レンズ選びで画質が頭打ちになることもあるので、ここが本記事のテーマにつながります。
静止画での特徴
静止画で最も恩恵が大きいのは解像力とトリミング耐性です。被写体に近づけないスポーツや野鳥撮影でも、あとから少しトリミングしても画が持ちやすくなります。風景写真では、木の葉や建築のディテールが一段細かく描写され、プリント時の説得力が大きく向上します。
さらに高速連写と被写体検出AFの組み合わせにより、「決定的瞬間を逃しにくい」カメラになっています。ただし、この性能を活かすには、レンズ側のAF駆動性能も重要になるため、ボディとレンズをセットで考えるのがコツかなと思います。
動画での特徴
EOS R6 Mark IIIは、写真だけでなく動画機としてもかなり本気です。7K記録モードによる高精細収録や、クロップなしの4K120pによる滑らかなスローモーション撮影が可能になっています。これにより、YouTubeやVlogはもちろん、簡易的なシネマ制作まで一台で対応できます。
ただし動画は「スペック表より運用が重要」です。フォーカスブリージングの出方、AFの滑らかさ、手ブレ補正による画角変化などは、レンズの個性が映像に現れます。EOS R6 Mark IIIはボディ側の完成度が高いぶん、レンズの違いが映像品質に直結する設計になっています。
カメラの仕様や機能はファームウェア更新で変更される場合があります。購入前・運用前には正確な情報はキヤノン公式サイトの製品仕様をご確認ください。また業務用途で使用する場合は、事前に実機確認や専門店への相談を行うと安心です。
3250万画素で解像力重視

EOS R6 Mark IIIの3250万画素クラスは、レンズの描写がそのまま結果に出やすいです。ざっくり言うと、同じ構図でも「細部の粘り」「周辺の締まり」「色収差の出方」「ボケのにじみ方」まで見えやすくなります。ここ、気になりますよね。レンズの“良し悪し”が露骨に出るので、選び方のコツを先に押さえると失敗しにくいです。
高画素で目立つのは「周辺」と「収差」
高画素機でまず気になるのは、画面の四隅です。中心はシャープでも、周辺だけザワついたり、コントラストが落ちたり、色ズレ(色収差)が出たりすると、風景や建築で「ん?」となりやすいです。逆に言うと、周辺が整っているレンズは、撮影後のチェックでニヤッとできます。
私が実戦で見るのは次の3点です。
- 周辺までの均質さ(中心だけシャープでも、風景や建築で後悔しやすい)
- 逆光耐性(フレア・ゴーストは撮影テンポを削ります)
- 開放から使えるか(絞らないと本領発揮しないレンズは、運用が面倒になりがち)
「解像=細い線が見える」だけじゃない
解像力って聞くと、細い線がどこまで見えるか(いわゆる解像)だけを想像しがちですが、実はコントラストもセットです。高画素機は情報量が多いぶん、コントラストが弱いと眠い写りになりやすい。逆に、コントラストの立ち上がりがいいレンズは、同じ被写体でも「抜け」が良く感じます。私の場合、木の葉・髪の毛・布の質感で判断することが多いです。
小絞りでの画質低下も意識したいです。高画素寄りのセンサーは、絞りすぎると回折の影響が見えやすくなります。風景でパンフォーカスを狙うときも、必要以上に絞らず、ISOや三脚も絡めてバランスを取るのが無難かなと思います。
「高画素だから高級レンズ必須?」のリアル
結論から言うと、必須ではないけど、満足しやすいのは確かです。いわゆるLレンズや評価が安定している純正RFレンズは、周辺や収差が整っていて、撮影後の編集耐性も強いことが多いです。一方で、コスパ系レンズでも、絞りをちょい絞り(たとえばF2.8〜F5.6あたり)で使う前提なら、十分いい結果が出ることもあります。
私は「撮るもの」と「出力先」で判断する派です。A4〜A3プリントや、風景で隅々まで見せたいなら、光学性能に寄ったレンズを選ぶのがラク。SNSやWeb中心なら、周辺の完璧さよりも持ち出し頻度を上げるレンズのほうが正義だったりします。
私の判断基準(ざっくり)
- 風景・建築・作品プリント:周辺の均質さを最優先
- 人物・スナップ:ボケと立体感、色のりを優先
- 旅行・日常:携帯性と万能性を優先(持ち出してナンボ)
「写りの良さ」を最短で取りに行くなら、定番のLレンズや評価が安定している純正RFレンズが堅いです。一方で、味のある描写を狙うなら、あえて“完璧じゃない”単焦点を選ぶのもアリです(作品づくりでは、欠点が魅力に化けることもあります)。
40コマ連写とナノUSM

動体を撮るなら、EOS R6 Mark IIIの強みは連写とAFです。でも、ここで重要なのがレンズ側の駆動。ボディが速くても、レンズが追従できないと歩留まりが落ちます。要するに「本体はイケイケなのに、レンズが息切れする」状態ですね。ここ、気になりますよね。
AFの体感差は「迷いの少なさ」に出る
私がスポーツや野鳥で優先するのは、ナノUSMやVCMなど、レスポンスの良い駆動系を積んだレンズです。体感として、合焦までの迷いが少なく、ピントの戻りも速いので、シャッターを切るリズムが乱れにくいんですよ。連写って、結局は「狙った瞬間にピントが合ってるか」で価値が決まるので、駆動の差は地味に効きます。
動体撮影で効くチェック項目
- AF駆動の方式(ナノUSM/VCMなど)
- ピント移動時の迷い(迷うと連写の価値が薄れる)
- ズーム全域でのAF安定性(テレ端で落ちるレンズもある)
「速い」だけじゃなく「滑らか」も大事
写真だと速さ最優先になりがちですが、動画も撮るなら話は別です。動画では、ピントが速すぎてガクッと移動するより、滑らかに移動してほしい場面が多いです。ナノUSMやVCMは、速さと滑らかさの両立が狙われているので、ハイブリッドで運用しやすいんですよね。
駆動方式の考え方を一次情報で確認したい場合は、メーカーがまとめている解説が参考になります(用語の定義がブレにくいのが良いところです)。
撮影ジャンル別:どこまでこだわる?
もちろん、撮影ジャンルがスナップ中心なら、AF駆動に全振りしなくても大丈夫です。逆に「子どもの運動会」「犬の走り」「鳥の飛び出し」を撮りたいなら、ここは妥協しないほうが結果が出ます。私のおすすめはこんな感じです。
| 撮影ジャンル | 重視ポイント | レンズ選びのコツ |
|---|---|---|
| スナップ | 携帯性・テンポ | 軽い単焦点や万能ズームでOK |
| 運動会 | 追従AF・望遠域 | 駆動と手ブレ補正を優先 |
| 野鳥 | 迷いの少なさ | AFの食いつきが良い望遠を選ぶ |
| 動画 | 滑らかな移動 | 駆動音とピントの動きも確認 |
AFってスペック表で判断しづらいんですが、「狙った瞬間に迷わない」レンズは、結果として撮影が気持ちよくなります。ここに投資すると、撮影体験が変わりますよ。
7K動画とブリージング

動画を撮るなら、解像力だけじゃなくて、使いやすさも大事です。EOS R6 Mark IIIは高画質系のモードが強いぶん、レンズのクセが動画で目立ちやすいです。写真で許せても、動画だと「うわ、これ気になる…」が起きやすいので、動画目線のチェック項目を押さえておくと安心です。
フォーカスブリージングは「酔いやすさ」にも関わる
特に気にしたいのがフォーカスブリージング。ピントを送ったときに画角が変動する現象ですね。写真だと気にならなくても、動画だと「画が勝手にズームした?」みたいに見えて没入感が落ちます。インタビューや商品紹介みたいに、ピント送りを多用する撮り方だと、ブリージングは余計に目立ちます。
7K/高解像動画は「レンズの甘さ」が出やすい
高解像で撮ると、レンズの解像が足りないと映像全体が「なんか眠い」感じになりがちです。逆に、しっかり解像するレンズだと、後から編集でシャープを足さなくても気持ちいい映像になります。私の感覚だと、動画は写真より“粗が見えない”と思われがちなんですが、実は高解像モードでは逆で、粗が見える側に寄ります。
私が動画メインで優先する3点
私は、動画メインなら次を優先します。
- ブリージングの少なさ(もしくはボディ補正対応)
- ピント移動が滑らか(カクつくとシネマっぽさが消える)
- ジンバル運用のしやすさ(インナーズームだと超ラク)
動画運用で「地味に効く」ポイント
- ズーム時に全長が伸びるか(ジンバルだと再調整が必要になりがち)
- AF駆動音(静かな部屋だと意外と拾います)
- 最短撮影距離(テーブルフォトや商品撮影で便利)
動画の仕様や補正対応は、ファームウェア更新で挙動が変わることがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、撮影案件がある方は、最終的な判断はプロの現場経験者や専門店にも相談するのが安全です。
動画は「スペックだけ見て買う」と、使い勝手の部分でズレが出やすいです。なので、可能なら作例動画やレビューも見つつ、あなたの撮り方(ピント送りするのか、手持ち歩きが多いのか)に寄せてレンズを選ぶのがいちばんです。
IBIS協調で手ブレ補正

EOS R6 Mark IIIはボディ内手ブレ補正が強いタイプなので、レンズ選びの自由度が上がります。とはいえ、レンズ内ISとの協調が効くレンズだと、暗所スナップや望遠での安心感が一段上がるのも事実です。ここは「明るさに振るか、補正に振るか」で悩む人が多いポイントですよね。
「明るさ」vs「補正」:私の決め方
私がよくやるのは、「明るさ」か「補正」かを目的で決めること。
- 夜の街スナップ:明るい単焦点+IBISでテンポ重視
- 旅行の万能:標準ズーム+ISで失敗率を下げる
- 望遠:ISありを優先(歩留まりが露骨に変わる)
夜スナップで「ブレを味にする」なら、明るい単焦点が楽しいです。一方で、家族や旅行みたいに失敗できない場面は、補正の強さがそのまま成功率に直結します。手ブレ補正って、地味に見えて、一番「撮影のストレス」を減らしてくれる要素なんですよ。
動画の補正は「画角」と引き換えのことがある
ちなみに「電子IS」や「アクティブ系の補正」を使うと画角が変わる場合があります。動画で広角が欲しい人は、少し広めの焦点距離スタートのレンズを選ぶのがコツです。たとえば、室内Vlogで「思ったより狭い…」が起きると、撮影が一気にしんどくなります。
私の経験則ですが、動画メインの人ほど「もう少し広角が欲しい」になりがちです。写真だと24mmで足りても、動画は自分も入るし、歩き撮りで余白も欲しいので、広角側の余裕はメンタルを救います。
補正に頼りすぎない小ワザ
補正が強いとつい頼りたくなるんですが、望遠や暗所では、補正だけで全部解決するのは難しい場面もあります。私は、次の小ワザもセットで使います。
- 脇を締めて、息を止める(古典だけど効く)
- 連写してベスト1枚を拾う(歩留まりが上がる)
- 壁や手すりに軽く寄せる(擬似三脚)
補正は“最後の保険”として強いほど安心です。あなたの撮影スタイルに合わせて、明るさと補正のバランスを決めていきましょう。
RFとEFマウントアダプタ
レンズ資産がある人は、EFを活かすのも全然アリです。純正のマウントアダプター経由なら、AFの精度も高く、むしろ一眼レフ時代より使いやすく感じる場面もあります。ここ、すでにEFレンズを持っている人ほど「買い替えたら全部ムダ?」って不安になりますよね。
EF資産が活きるのは「コスパ」と「選択肢」
EFは中古市場の層が厚いので、価格もこなれていて、選択肢が多いです。RFに一気に全部移行しなくても、必要なところからRFにして、残りはEFをアダプターで運用する。これ、めちゃくちゃ現実的です。
私がEF運用で意識するのは、次の2つです。
- 重量バランス(ボディが軽い分、前が重いと疲れやすい)
- 動画の挙動(駆動音やブリージングは個体差が出やすい)
アダプター運用での「沼回避」ポイント
アダプター運用は便利ですが、沼にハマると「安いから」でレンズが増えがちです。なので私は、目的を先に決めます。たとえば、標準ズームはRFで土台を作る、望遠はEF資産でしばらく粘る、みたいな形です。目的を決めると、買い物が一気に健全になります。
中古レンズは状態で当たり外れが出ます。外観だけでなく、ピントリングの感触や異音、曇り・カビなども確認して、可能なら保証のある店舗で買うのが安心です。最終的な判断は専門店に相談するのが安全ですよ。
レンズ選びの基礎を一度整理したいなら、用途別の考え方をまとめた記事も役に立ちます。
EF資産を活かすと、予算を“本当に必要な一本”に集中できます。これ、結果的に満足度が上がりやすいのでおすすめです。
EOS R6 Mark IIIおすすめレンズ厳選
ここからは「じゃあ結局どれがいいの?」に答えていきます。私がEOS R6 Mark IIIで組むなら、という前提で、標準ズーム・単焦点・広角・望遠・動画向けをそれぞれ具体的に紹介します。価格は時期で変動するので、あくまで一般的な目安として見てください。
標準ズームRF24-105F4
最初の一本に迷ったら、私はRF24-105mm F4 L IS USMを推しがちです。理由はシンプルで、万能で失敗しにくいから。旅行、スナップ、家族写真、軽い動画まで、とりあえず一通りできます。標準ズームって「便利だけど写りはそこそこ」みたいに思われがちなんですが、このクラスは普通に写りも良いです。
F4通しの弱点は、実はIBISで相殺しやすい
F4通しは「暗いのでは?」と思われがちですが、EOS R6 Mark IIIの高感度耐性と手ブレ補正があるので、実運用では困りにくいです。むしろ、画質と携帯性のバランスが良くて、持ち出し頻度が上がるのが強い。持ち出し頻度が上がる=撮れる枚数が増える=上達も早い。これ、地味に大事です。
24-105の「守備範囲」は想像以上に広い
24mmは風景や室内、105mmはちょい望遠で人物にも使えます。旅行で「広角も望遠も欲しいけど荷物は増やしたくない」ときに、24-105は本当に頼れます。さらに、寄れるレンズだとテーブルフォトも楽しい。カフェでケーキ撮ったり、旅先の小物を撮ったり、そういう日常の幸せを拾いやすいのもポイントです。
RF24-105F4がハマる人
- 旅行や日常を1本で済ませたい
- レンズ交換を減らして撮影テンポを上げたい
- 画質も妥協したくないけど、重量級は避けたい
標準ズーム選びの迷いを、表で一気に整理
| 候補 | 強み | 弱み | 向いてる人 |
|---|---|---|---|
| 24-105mm F4 | 万能・軽め・旅行最強 | ボケ量は控えめ | まずは一本で完結したい |
| 24-70mm F2.8 | ボケ・低照度に強い | 望遠側が短い | 人物・仕事・暗所が多い |
| 24-105mm F2.8 | 便利さとF2.8を両立 | 重くなりがち | 写真も動画も一本で攻めたい |
「まずは標準ズームで基礎体力を作って、あとで単焦点や望遠を足す」これが一番後悔しにくいルートかなと思います。ここを外さないと、あとで何を足してもシステムが破綻しにくいです。
大口径単焦点F1.2比較
EOS R6 Mark IIIの高解像センサーと本気で組み合わせるなら、大口径単焦点F1.2クラスはやっぱり特別な存在です。単に「背景がボケる」だけではなく、被写体の立体感・光のにじみ・空気の層まで描き分けられる領域に入ります。高画素ボディだからこそ、ピント面のディテールが緻密に描写され、ボケへと移行するグラデーションがより美しく見えるんですよね。ここ、写真好きなら一度は体験したくなる世界だと思います。
現在、RFマウントで代表的なF1.2単焦点といえば、RF50mm F1.2 L USMとRF85mm F1.2 L USMです。この2本は同じF1.2でも、画角・設計思想・用途が明確に分かれており、「どちらを選ぶか」で写真の方向性が変わります。
RF50mm F1.2とRF85mm F1.2の性格の違い
RF50mm F1.2は標準画角の万能型です。スナップ、テーブルフォト、日常ポートレート、動画撮影まで幅広く対応でき、「常用できるF1.2」という立ち位置です。背景はしっかり溶けるのに、画角が自然なので構図作りが直感的で、被写体との距離感も掴みやすいです。
一方でRF85mm F1.2はポートレート特化型です。中望遠ならではの圧縮効果によって、背景が大きく引き伸ばされ、被写体がまるで浮き上がるような立体感が生まれます。ウェディング、人物作品撮り、屋外ポートレートでは圧倒的な表現力を発揮します。
F1.2代表レンズの方向性
- RF50mm F1.2:万能・自然な画角・日常と作品の両立
- RF85mm F1.2:ポートレート特化・最大級の背景分離
主要スペック比較表
| 項目 | RF50mm F1.2 L USM | RF85mm F1.2 L USM |
|---|---|---|
| 焦点距離 | 50mm | 85mm |
| 最大口径 | F1.2 | F1.2 |
| 最短撮影距離 | 0.40m | 0.85m |
| 最大撮影倍率 | 0.19倍 | 0.12倍 |
| フィルター径 | 77mm | 82mm |
| 重量 | 約950g | 約1,195g |
| 主な用途 | スナップ・日常・ポートレート | ポートレート・ウェディング・作品撮り |
| 描写傾向 | シャープさと柔らかさの両立 | 背景分離と圧縮効果重視 |
光学設計による描写の違い
F1.2クラスのレンズは、解像力だけでなくボケ質の設計にコストがかかっています。RF50mm F1.2は開放から高いシャープネスを維持しつつ、ボケの縁が硬くなりすぎないバランス型設計です。ピント面のキレと背景の柔らかさが両立し、幅広い被写体に使いやすい描写です。
RF85mm F1.2は、より大きな硝材と専用設計によって、ボケの量と質を最優先しています。背景の光点が大きく丸く溶け、人物の肌の階調もなめらかに再現されます。EOS R6 Mark IIIの高画素センサーと組み合わさることで、髪の毛一本一本の解像と、背景の完全な溶解が同時に成立します。
F1.2は「解像」と「ボケ」を設計段階で両立させた特別なレンズです。この領域はF1.8クラスではなかなか到達できません。
F1.2とF1.8はどちらが幸せか
- 表現作品を作りたいならF1.2
- 日常で成功率を優先するならF1.8
F1.8クラスは軽量で、開放でもピントの余裕があり、日常スナップの成功率が高いです。一方F1.2は、重く高価で扱いもシビアですが、完成した一枚の「説得力」が別格です。
大口径レンズは価格・重量・描写傾向に個体差が出る場合があります。購入前は可能であれば実機で試写し、最終的な判断は専門店での相談や実機確認をおすすめします。
単焦点レンズは、スペック表ではなく「その描写が好きか」で選ぶのがいちばんです。EOS R6 Mark IIIの高解像センサーは、その“好き”を最大限に引き出してくれますよ。
広角ズーム14-35と10-20
風景、建築、室内、Vlogの自撮りまで考えると、広角ズームは一気に世界が広がります。私の感覚だと、14mmスタートは「動画の補正でクロップされても戦える」のが強いです。16mmスタートと比べると、たった2mmでも体感はかなり違います。特に狭い室内や自撮り撮影では、この差がはっきり出ます。
EOS R6 Mark IIIは動画時に電子手ブレ補正やアクティブ補正を使うと画角がややクロップされます。そのため、広角端がどこから始まるかは、写真以上に動画ユーザーにとって重要なポイントです。ここ、意外と後から気づいて買い替えたくなる部分ですよね。
14-35は現実的に使える超広角
RF14-35mm F4 L IS USMは、超広角の迫力と実用性を高い次元で両立した万能型です。14mmスタートなので、風景・建築・室内撮影でしっかり広さを確保できます。それでいて歪み補正や周辺画質のバランスが良く、極端なパースになりすぎないため、日常スナップや旅行でも扱いやすいです。
超広角の魅力は「広い」だけではなく、遠近感を積極的に演出できることです。風景で手前に石や花を入れるだけで、奥行きのある立体的な写真が簡単に作れます。EOS R6 Mark IIIの高解像センサーなら、周辺部のディテールまでしっかり描写されるので、広角表現がより映えます。
10-20は別世界だけどハマると最強
RF10-20mm F4 L IS STMは、まさに「別世界」を写せる超々広角ズームです。10mmという焦点距離は、人間の視野を超えるパースを生み出し、狭い室内でも圧倒的な空間の広がりを表現できます。
建築写真やインテリア撮影では、部屋全体を歪みを抑えながら一枚に収められるため、商業用途でも重宝します。また自撮りVlogでは、背景の情報量が一気に増え、「旅している空気感」を自然に演出できます。動画時のクロップを考慮しても、10mmスタートなら十分な広さを維持できます。
10mmの超広角は「失敗も大胆」ですが、成功した一枚のインパクトは別格です。表現の幅を一段広げたい人に刺さる領域です。
主要スペック比較表
| 項目 | RF14-35mm F4 L IS USM | RF10-20mm F4 L IS STM |
|---|---|---|
| 焦点距離 | 14-35mm | 10-20mm |
| 広角端の画角 | 超広角 | 超々広角 |
| 開放F値 | F4通し | F4通し |
| 手ブレ補正 | 光学IS搭載 | 光学IS非搭載 |
| AF駆動 | ナノUSM | STM |
| 最短撮影距離 | 約0.20m | 約0.25m |
| 重量 | 約540g | 約570g |
| 主な用途 | 風景・旅行・建築・Vlog | 建築・室内・インテリア・自撮りVlog |
| 描写傾向 | バランス型・歪み少なめ | 超広角特化・強いパース表現 |
広角ズームを選ぶときのチェックポイント
- 広角端が何mmか(室内・自撮り・動画クロップ対策)
- 周辺画質と歪み補正(建築撮影では特に重要)
- 逆光耐性(空や太陽を入れる構図で差が出る)
EOS R6 Mark IIIは高解像センサーなので、周辺の流れや歪みも見えやすいです。そのため、広角ズーム選びでは「カタログスペック以上に実写での周辺描写」を意識すると失敗しにくくなります。
広角が難しく感じる人へ:3ステップで一気に上手くなる
広角は「歪むから難しそう」と思われがちですが、慣れるとむしろ簡単です。私はこの3ステップで考えています。
- 広く入れる(情報量を確保)
- 主役を決める(視線のゴールを作る)
- 前景を置く(奥行きが一気に出る)
これだけで写真の立体感は驚くほど変わります。広角ズームは“構図の練習”にも最適なので、一本持っておくと撮影そのものが楽しくなりますよ。
レンズの仕様や補正挙動はファームウェア更新で変わる場合があります。購入前は正確な情報はメーカー公式仕様をご確認ください。また業務用途では事前の実機確認や専門店相談をおすすめします。
望遠ズーム100-400と200-800
望遠レンズを使うと、撮れる世界が一気に変わります。野鳥、航空機、鉄道、スポーツ。肉眼では小さくしか見えない被写体が、画面いっぱいの“作品”になります。初めて望遠を覗いたとき、「こんなに寄れるの?」とテンションが上がる人は多いはずです。ここ、まさに写真が楽しくなる入口ですよね。
EOS R6 Mark IIIは被写体検出AFと高速連写、高感度耐性が揃っているので、望遠撮影との相性がとても良いボディです。だからこそ、どの望遠ズームを選ぶかで撮影体験が大きく変わります。
100-400は持ち出せる望遠だから強い
RF100-400mm F5.6-8 IS USMは、「気軽に持ち出せる超望遠」という立ち位置の革命的レンズです。重量は約635gと非常に軽く、散歩や旅行にも無理なく入れられます。望遠撮影は“持ち出した回数が正義”なので、軽いこと自体が最大の武器になります。
焦点距離400mmまでカバーできれば、日中の野鳥、公園の動物、運動会、鉄道撮影など、幅広い被写体に対応できます。EOS R6 Mark IIIの高感度性能により、テレ端F8でも日中撮影ならAFも露出も十分実用的です。
RF100-400が向く人
- 初めて超望遠に挑戦したい
- 荷物を軽くしたい旅行・散歩撮影
- 野鳥・鉄道・航空機の入門用途
200-800は届かないを減らすロマン枠
RF200-800mm F6.3-9 IS USMは、「どうしても届かない」を解決するロマン系望遠ズームです。800mmという焦点距離は、警戒心の強い野鳥や遠方を飛ぶ航空機を画面いっぱいに捉える力があります。
さらにEOS R6 Mark IIIのクロップモードを使えば、換算1280mm相当の画角まで拡張可能です。これにより、天体望遠鏡に近い世界まで踏み込めます。長焦点になるほどブレやすくなりますが、光学手ブレ補正とボディ内補正の協調で、手持ち撮影も現実的な範囲に収まっています。
200-800は「撮影地での後悔を減らす」レンズです。距離が変えられない被写体では、焦点距離の長さがそのままチャンスの数になります。
主要スペック比較表
| 項目 | RF100-400mm F5.6-8 IS USM | RF200-800mm F6.3-9 IS USM |
|---|---|---|
| 焦点距離 | 100-400mm | 200-800mm |
| 最大口径 | F5.6-8 | F6.3-9 |
| 手ブレ補正 | 光学IS搭載 | 光学IS搭載 |
| AF駆動 | ナノUSM | ナノUSM |
| 最短撮影距離 | 約0.88m | 約0.80m |
| 最大撮影倍率 | 0.41倍 | 0.20倍 |
| 重量 | 約635g | 約2,050g |
| 主な用途 | 野鳥・鉄道・航空機・スポーツ入門 | 本格野鳥・航空機・超遠距離被写体 |
| 特徴 | 軽量・安価・持ち出しやすい | 圧倒的リーチ・作品撮影向け |
望遠で失敗しにくいコツ
- シャッタースピード優先でブレを止める
- 被写体検出AFを活かして構図に集中する
- 手ブレ補正付きレンズで歩留まりを上げる
望遠撮影で一番救えないのは「ブレ」です。私はまずシャッタースピードを決め、ISOはオートに任せる方法をよく使います。ブレた写真は復活できませんが、ISOが上がった写真は意外と後処理で救えます。だから望遠はブレ対策>ノイズ対策の順で考えると、結果が安定します。
F値が暗い望遠で現場がラクになる設定
100-400や200-800クラスは開放F値がやや暗めですが、EOS R6 Mark IIIの高感度耐性とAF性能がそれをカバーします。日中屋外ならAFは安定し、ISOが多少上がっても十分実用画質を保てます。
ただし、天候や光量によって難易度は変わるため、無理せず撮影条件を選ぶことも大切です。
野鳥・航空機撮影では立入制限や撮影マナーが存在する場所もあります。現地の案内や管理者の指示に従い、最終的な判断は現地ルールに従ってください。
望遠は「ハマると抜け出せない」ジャンルです。まずは持ち出せる100-400で始め、もっと届かせたくなったら200-800へ。この順番でステップアップするのが、もっとも気持ちよく成長できるルートだと思いますよ。
動画VlogにISと軽量
動画やVlogは、写真よりも“運用のしやすさ”が完成度を左右します。軽い、ブレにくい、寄れる、AFが静か。この4つが揃うと、撮影が本当にラクになります。逆に、画質だけを追って重いレンズを選ぶと、最初はテンションが上がっても、だんだん持ち出さなくなりがちです。ここ、あるあるですよね。
EOS R6 Mark IIIは動画電子ISやアクティブIS、高速AF、ブリージング補正に対応しているので、Vlog向けレンズと組み合わせると「撮るストレス」が一気に減ります。
Vlogは広角+安定が基本線
私がVlog用レンズを選ぶときの基準はシンプルです。
- 広角寄り:自撮りと環境撮りがラク
- IS付き:歩き撮りで安心感が上がる
- 軽量:長回ししても疲れにくい
動画は「画角が少し足りない」「重くて持ち出さない」が起きた瞬間に詰みます。だから画質以上に、撮影テンポが上がる組み合わせを優先するのが正解です。
EOS R6 Mark IIIで使いやすいVlog向けRFレンズ
| レンズ名 | 焦点距離 | 手ブレ補正 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM | 15-30mm | IS搭載 | 軽量・広角・自撮りに最適 | Vlog・旅行動画・室内撮影 |
| RF14-35mm F4 L IS USM | 14-35mm | IS搭載 | 高画質・超広角・プロ品質 | 本格Vlog・風景・建築動画 |
| RF24-105mm F2.8 L IS USM Z | 24-105mm | IS搭載 | インナーズーム・絞りリング搭載 | ワンマン撮影・イベント動画 |
| RF35mm F1.8 MACRO IS STM | 35mm単焦点 | IS搭載 | 寄れる・軽量・自然な画角 | トークVlog・テーブル撮影 |
迷ったらこの組み合わせ
- 手軽に始める → RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM
- 画質も妥協しない → RF14-35mm F4 L IS USM
- レンズ交換を減らす → RF24-105mm F2.8 L IS USM Z
- 寄りカットを強化 → RF35mm F1.8 MACRO IS STM
動画で地味に大事な最短撮影距離
Vlogは風景だけでなく、カフェの料理、小物、手元の作業も撮りますよね。そこで効くのが最短撮影距離です。寄れるレンズだとカットのバリエーションが増え、編集が一気にラクになります。結果として「動画がそれっぽく」仕上がります。
特にRF35mm F1.8 MACRO IS STMはハーフマクロ対応なので、テーブルフォトや商品レビュー動画との相性が抜群です。
AFの滑らかさと駆動音
動画ではAFの動きそのものが映像の“品”になります。ナノUSMやSTM搭載レンズはピント移動が滑らかで、駆動音もほぼ気になりません。EOS R6 Mark IIIの被写体検出AFと組み合わせることで、話しながらのトークVlogでも自然にピントが追従します。
動画設定や電子ISのクロップ量はファームウェアで変わる場合があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。仕事用途の場合は、実機テストや専門店への相談を行うと安心です。
Vlog撮影は「撮れるか」より「持ち出したくなるか」が重要です。軽くて広くて安定するレンズを選ぶだけで、撮影頻度も完成度も一段上がりますよ。
「一本で済ませたい」人の落とし穴
動画は一本で済ませたくなりますが、万能一本にすると「重い」「広角が足りない」「寄れない」のどれかで詰まりやすいです。私のおすすめは、万能ズームを軸にしつつ、Vlog用に軽い広角(または寄れる単焦点)をもう一本持つこと。これだけで運用がめちゃくちゃ楽になります。
手ブレ補正は万能ではなく、走ったり急に向きを変えたりすると映像が不自然になることもあります。用途に応じてジンバルや三脚も検討しつつ、正確な仕様は公式サイトをご確認ください。
Vlogは「続けられるシステム」が勝ちです。軽さは正義。ここを軽視すると、最終的に撮影頻度が落ちて損しがちなので、あなたの体力と撮影スタイルに合わせて選びましょう。
サードパーティーレンズの紹介
EOS R6 Mark IIIはRFマウント専用ボディですが、現在は正式にRFマウント対応AFレンズを販売しているサードパーティメーカーが存在します。純正より価格を抑えながら、大口径・軽量・個性的な描写を楽しめるのが魅力です。
ここではEOS R6 Mark IIIに確実に装着でき、AF動作が公式対応しているフルサイズ対応RFレンズのみを厳選して紹介します。安心して実戦投入できるモデルだけを取り上げています。
EOS R6 Mark III対応サードパーティRFレンズ一覧
| レンズ名 | 焦点距離 / 開放F値 | AF方式 | 主な特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|
| Viltrox AF 16mm F1.8 RF | 16mm F1.8 | STM | 超広角・大口径・軽量 | Vlog・星景・風景 |
| Viltrox AF 24mm F1.8 RF | 24mm F1.8 | STM | 広角・寄れる・高コスパ | スナップ・動画 |
| Viltrox AF 35mm F1.8 RF | 35mm F1.8 | STM | 自然な画角・軽量 | 日常スナップ・Vlog |
| Viltrox AF 50mm F1.8 RF | 50mm F1.8 | STM | 標準単焦点・ボケが美しい | ポートレート |
| Viltrox AF 85mm F1.8 RF | 85mm F1.8 | STM | 中望遠・高解像・立体感 | ポートレート |
| Samyang AF 14mm F2.8 RF | 14mm F2.8 | STM | 超広角・軽量・コスパ | 風景・建築・Vlog |
| Samyang AF 85mm F1.4 RF | 85mm F1.4 | STM | 大口径・柔らかいボケ | 作品ポートレート |
Viltrox AF 16mm F1.8 RF
Vlogや星景撮影で人気が高い超広角大口径レンズです。16mmの広い画角は自撮りでも背景をしっかり入れられ、EOS R6 Mark IIIの動画電子ISを使っても画角に余裕があります。F1.8の明るさにより夜景や室内でもISOを抑えやすく、星景では点像再現も良好です。軽量なのでジンバル運用にも向いています。
Viltrox AF 24mm F1.8 RF
広角スナップや動画に万能な一本です。最短撮影距離が短く、料理や小物などテーブル撮影にも対応できます。STM駆動による静音AFは動画でのピント移動が滑らかで、EOS R6 Mark IIIの被写体検出AFとも安定して連携します。価格を抑えつつ広角単焦点を導入したい人に最適です。
Viltrox AF 35mm F1.8 RF
人の視野感覚に近い自然な画角で、日常スナップやトークVlogに使いやすい単焦点です。軽量コンパクトなので常用レンズとして持ち歩きやすく、EOS R6 Mark IIIの高感度性能と組み合わせると夜の街撮りでも安心して使えます。
Viltrox AF 50mm F1.8 RF
標準域の定番単焦点で、背景ボケと被写体の立体感を手軽に楽しめます。ポートレートだけでなく、商品撮影や日常記録にも万能です。価格と描写性能のバランスが良く、「最初の単焦点」として選ばれることが多いレンズです。
Viltrox AF 85mm F1.8 RF
中望遠ポートレート向けの王道レンズです。大きなボケと圧縮効果により、被写体が際立つ立体的な描写になります。EOS R6 Mark IIIの瞳AFと組み合わせることで、開放F1.8でも安定したピント歩留まりが得られます。
Samyang AF 14mm F2.8 RF
コストパフォーマンスに優れた超広角AFレンズです。風景や建築、室内撮影で広い空間表現が可能になります。軽量なので旅行Vlogや歩き撮り動画にも向いており、超広角を気軽に楽しみたい人に適しています。
Samyang AF 85mm F1.4 RF
大口径F1.4による柔らかく大きなボケが特徴の作品向けポートレートレンズです。光量の少ない環境でも被写体を印象的に浮かび上がらせることができ、写真だけでなくシネマティック動画表現にも向いています。
サードパーティRFレンズはファームウェア更新でAF挙動が改善される場合があります。購入前に各メーカー公式サイトでEOS R6 Mark III対応状況を確認してください。仕事用途では事前の動作テストを推奨します。
純正RFレンズで安定したシステムを組むのも安心ですが、ViltroxやSamyangのRF対応レンズを取り入れることで、コストを抑えつつ表現の幅を広げることができます。EOS R6 Mark IIIはサードパーティ運用でも高いポテンシャルを発揮できるボディなので、目的に合った一本を選ぶことで撮影の楽しさが一段と広がりますよ。
EOS R6 Mark IIIおすすめレンズまとめ
最後に、迷ったときの結論を置いておきます。私のおすすめは「まず標準ズームで土台を作って、撮りたいジャンルが固まったら単焦点や望遠を足す」です。これが一番、財布と満足度のバランスが取りやすいです。最初から全部揃えようとすると、だいたいどこかで無理が出ます。ここ、勢いで買いがちなので注意ポイントです。
迷いが消える「優先順位」だけ残して帰ってください
迷ったらこの優先順
- 万能に行く:RF24-105mm F4クラスの標準ズーム
- 表現を足す:単焦点(ボケ・雰囲気)
- 世界を広げる:広角ズーム(風景・室内・Vlog)
- 被写体を引き寄せる:望遠ズーム(野鳥・航空機・スポーツ)
あなたの「撮りたい」を1行で言えると、買い物が激ウマになる
レンズ沼を避ける最強の方法は、「何を撮りたいか」を1行で言うことです。たとえば「旅行で風景と家族を、荷物少なめで撮りたい」「子どものスポーツを、確実に撮りたい」「Vlogを、手持ちで軽く続けたい」みたいに。これが言えると、必要な焦点距離と優先順位が自然に決まって、買い物がブレません。
| あなたの目的 | まずの一本 | 次に足すと効く |
|---|---|---|
| 旅行・日常 | 標準ズーム | 軽い単焦点 |
| 人物・作品 | 明るい単焦点 | 標準ズーム |
| 風景・建築 | 広角ズーム | 標準ズーム |
| 野鳥・航空機 | 望遠ズーム | より長い望遠 |
| 動画・Vlog | 軽量広角 or 万能ズーム | 寄れるレンズ |
価格や在庫、仕様は時期で変わるので、数値や対応状況はあくまで一般的な目安として捉えてください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。そして、もし仕事や大切な撮影が絡むなら、最終的な判断は専門店や経験者への相談も含めて進めるのが安心です。
あなたのEOS R6 Mark IIIおすすめレンズ選びが、撮影のテンポも作品の質も一段上げるきっかけになればうれしいです。



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