AQUOS歴代スマホについて詳しく知りたい方に向けて、AQUOSスマートフォンの特徴や魅力を整理し、型番の調べ方やsenseシリーズの一覧比較までわかりやすく解説します。
さらに、ソフトバンクやドコモでの歴代モデル、auで展開されている機種一覧を踏まえ、「なぜauのAQUOSは出ないのか?」という疑問にも背景と理由を示します。また、今後のAQUOSスマホの展望や、シャープが最初に発売したスマホの歴史、日本製かどうかといった生産体制のポイントにも触れます。
最後に、最新の動向や評判、シリーズごとの違いを整理し、購入前の比較検討に役立つ情報をまとめます。
- キャリア別のAQUOS歴代スマホと発売時期の整理
- 主要モデルのカメラ構成と撮影傾向の違い
- 型番ルールと自分の端末の見分け方
- 今後のAQUOSシリーズの展望と選び方の軸
AQUOS歴代スマホの魅力と進化を徹底解説
●このセクションで扱うトピック
- AQUOSスマートフォンとは 特徴 魅力をわかりやすく紹介
- シャープの最初のスマホは?誕生の歴史を解説
- AQUOSスマホの型番調べ方正しく理解する方法
- AQUOS SENSEシリーズの一覧とカメラ比較でわかる選び方のポイント
- AQUOS スマホのシリーズ一覧を解説
AQUOSスマートフォンとは 特徴 魅力をわかりやすく紹介

AQUOSは、表示技術と省電力設計に強みを持つシャープのスマートフォンブランドです。長年の液晶・半導体開発で培ったノウハウを基盤に、IGZOやPro IGZO OLEDといった自社開発ディスプレイを採用し、高い解像感と残像の少ない滑らかな描画、そして消費電力の抑制を両立してきました。
一般的な有機ELや液晶と比べ、TFTに酸化物半導体を用いるIGZOは静止画保持時のリーク電流を抑えやすく、駆動周波数を状況に応じて最適化する制御とも相性が良いとされています。これにより、日常利用で体感しやすい電池持ちの良さや屋外でも見やすい明るさの確保が期待できます。
ハードウェア面では、防水防塵(IP68に相当する仕様を採るモデルが中心)、耐衝撃テストに配慮した筐体設計、おサイフケータイや指紋・顔認証など日本市場で求められる機能を幅広く装備してきました。ソフトウェア面でも、エモパーによる通知・情報提案、Clip Nowのジェスチャースクリーンショット、Smart home HUBによる家電連携など、毎日の操作を減らすための実用機能が整備されています。こうした“使って楽になる”小さな最適化が積み重なり、総合的な満足度につながりやすい設計思想が見て取れます。
ライン構成は大きく三層です。Rシリーズは撮影性能や表示品質を最優先し、センサーサイズの大きなカメラや高ピーク輝度ディスプレイ、処理性能の高いSoCを搭載します。senseシリーズは電池持ち、持ちやすさ、機能のバランスを重視し、幅広いユーザーが扱いやすい“定番”として位置づけられます。
wishシリーズは堅牢性やシンプル操作、コストの最適化に注力し、初めてのスマホやサブ端末として選びやすい価格帯をカバーします。世代が新しくなるほど、画質エンジンやAI処理の改善、発熱対策、夜景や逆光での再現性など、写真と動画の“失敗しにくさ”が磨かれる傾向があります。
カメラについては、標準+超広角の2眼構成を軸に、上位では望遠や大判センサーを用いた高ダイナミックレンジ撮影、被写体認識の強化などが継続的に進化しています。処理面では、被写体追従AFや手ぶれ補正(光学式と電子式の併用)、複数枚合成のノイズ低減など、ハードとソフトの統合最適化が要です。動画でも高フレームレートやHDR撮影の対応が拡大し、SNSや短尺コンテンツ制作の自由度が増しています。
購入検討時は、以下の観点での比較が有効です。まず画面の見やすさ(屋外輝度、リフレッシュレート、PWM調光の配慮など)、つぎに電池仕様(容量、充電制御の賢さ、劣化抑制の設定可否)、そしてカメラ(センサーサイズ、OISの有無、夜景・人物・望遠の優先度)です。加えて、OSアップデートとセキュリティパッチの提供期間、端末単体での使い勝手(物理ボタンや指紋位置、重量バランス)も、中長期の満足度に直結します。
参照すべき一次情報はメーカーの仕様ページです。代表例として、最新世代の設計思想や表示・音・カメラ周りの方向性を把握するには、公式の製品情報が最も確実です(出典:シャープ公式 AQUOSスマートフォン)。
シャープの最初のスマホは?誕生の歴史を解説
日本でスマートフォンという概念が一般化する以前から、シャープは携帯電話のカメラ搭載やPDA的機能の融合を先行してきました。2000年前後の折り畳み端末時代には、J-SH04のようなカメラ付き携帯で撮影文化を広げ、その延長にある“スマート端末”として2002年にNTTドコモからSH2101Vが登場しました。

SH2101Vは携帯網とPDA的操作を結びつけた端緒であり、のちのスマートフォンへ至る橋渡しとなる存在です。OSにはザウルス系を採用し、当時としては先進的だったメール・ブラウザ・PIMの統合利用を志向しました。
その後の歴史では、フルタッチのUIとモバイルOSの進化、ネットワークの高速化、SoCの高性能化が重なり、2000年代後半から2010年代にかけてAQUOS PHONE、そして現在のAQUOSへとブランドが整理・統合されていきました。

2014年以降はスマホとタブレットでAQUOSブランドが統一され、2017年夏以降はキャリアをまたいだ名称整合も進み、ユーザーがシリーズで選びやすい体制に移行しています。命名規則も、ドコモのSH-xx系、auのSHGxx系、SIMフリーのSH-Mxx系などに整理され、型番から世代や販路を判断しやすくなりました。
現在のAQUOSが目指す価値は、単純なベンチマーク競争ではなく、表示・省電力・撮影・耐久・決済・家電連携といった“日常の総合点”の高さにあります。黎明期のSH2101Vが示した「日々の情報管理や通信をひとつの端末で賄う」という思想は、クラウド連携やAI処理、センサー活用の進化によって拡張され、写真・動画・決済・ホームIoTまでを自然に統合する現在のAQUOS体験へとつながっています。
開発と製造の分業体制が進む昨今でも、国内市場に根ざした機能要件を丁寧に反映する設計思想は継承されており、日本のユーザーが求めるきめ細かな使い勝手に直結しています。
歴史を紐解く意義は、次に選ぶ1台の判断軸を明確にすることにあります。初期のスマート端末が解決しようとした課題――限られた電力での長時間動作、片手操作の快適さ、通知と情報の最適な提示、そして写真・動画を“手軽に良く撮る”こと――は、今も変わらぬ普遍的なテーマです。
AQUOSが世代を重ねて取り組んできた解答をたどることで、最新モデルで自分が重視すべきポイント(電池持ちか、画面の見やすさか、カメラの汎用性か)を具体的に定めやすくなります。
AQUOSスマホの型番調べ方正しく理解する方法
AQUOSスマートフォンの型番は、キャリアや販売経路ごとに明確なルールが存在します。例えばNTTドコモでは「SH-51F」や「SH-54C」のように「SH-〇〇+アルファベット」の形式が採用されており、末尾のアルファベットが世代を表していた時期もありました。
auでは「SHG11」「SHG10」といった形式が見られ、最新機種ではAQUOS sense8がこの命名規則に従います。ソフトバンクは製品名中心の訴求を行っており、販売ページやパッケージには「AQUOS R9」「AQUOS wish4」といった商品名が前面に出る一方、内部的には「A20SH」などの型番が設定されているケースも存在します。そしてSIMフリー版は「SH-Mxx」という統一的な表記で、「SH-M29=AQUOS sense9」のように分かりやすく整理されています。
この型番は、端末の設定メニューから簡単に確認できます。Androidの「設定 → デバイス情報(または端末情報) → モデル番号」という階層をたどると、実際の型番が表示されます。また、購入時の保証書や取扱説明書にも記載があるため、紛失防止のために記録を残しておくと安心です。
中古市場での取引やケース・フィルムといったアクセサリーを選ぶ際には、同じシリーズ名でも型番ごとに寸法やボタン位置が異なるため、必ず型番の一致を確認することが重要です。特に「キャリア版かSIMフリー版か」で対応する周波数やソフトウェア更新の可否が変わるため、型番と販路の両方を確認して整合性を取ることが、トラブルを防ぐ上で欠かせません。
<型番についてのまとめ>
■ NTTドコモ
- 型番形式:「SH-〇〇+アルファベット」
- 例:SH-51F、SH-54C
- 特徴:末尾のアルファベットは世代や年次を表していた時期があり、世代ごとの判別が容易です。
- 確認例:AQUOS R10 → SH-51F
■ au(KDDI / UQ mobile)
- 型番形式:「SHG〇〇」
- 例:SHG11、SHG10
- 特徴:近年のAQUOS senseシリーズで多く採用。特に最新のsense8もこのルールに従っています。
- 確認例:AQUOS sense8 → SHG11
■ ソフトバンク
- 型番形式:商品名を前面に打ち出し、内部的には「A〇〇SH」形式
- 例:A20SH など
- 特徴:販売ページやパッケージには「AQUOS R9」「AQUOS wish4」といった商品名が強調され、型番は裏方の扱い。
- 確認例:AQUOS R9 → 内部型番 A20SH(例)
■ SIMフリー版(メーカー直販・量販店)
- 型番形式:「SH-M〇〇」
- 例:SH-M29
- 特徴:シンプルかつ統一的なルールで整理されており、キャリア依存がない。モデル名との対応も明確。
- 確認例:AQUOS sense9 → SH-M29
■ 型番の確認方法(共通)
- 設定メニューから確認:
「設定 → デバイス情報(または端末情報) → モデル番号」で実際の型番を表示できます。 - 付属書類から確認:
保証書や取扱説明書に記載あり。紛失防止のためメモや写真で控えておくと安心です。
■ 型番確認が重要な理由
- アクセサリー適合:同じシリーズ名でも、型番ごとに端末サイズやボタン位置が異なるため、ケースやフィルム選びで必須。
- 通信対応・ソフト更新:キャリア版かSIMフリー版かによって、利用できる周波数帯やOS更新の提供可否が変わるため、型番と販路の両方を確認することが重要です。
この情報はメーカーが公式に案内している方法に基づきます。より正確な手順を確認したい場合は、シャープ公式のサポートページを参照することをおすすめします(シャープ公式サポート「製品別サポート情報」)。
参考
・https://jp.sharp/k-tai/lineup/list.html
AQUOS senseシリーズの一覧とカメラ比較でわかる選び方のポイント

AQUOS senseシリーズは、シャープが展開するスマートフォンの中でも“標準モデル”としての位置づけを担ってきました。フラッグシップRシリーズほど高価ではなく、エントリー向けwishシリーズよりも多機能かつ安定感があるため、幅広いユーザーにとって最も選びやすいラインです。
2024年に登場したAQUOS sense9は、その象徴的な存在といえます。約50.3メガピクセルの標準カメラと超広角カメラを組み合わせたデュアル構成を採用し、標準カメラには光学式手ぶれ補正(OIS)を搭載。超広角側は風景撮影だけでなく接写にも強く、幅広いシーンで失敗を減らす工夫が盛り込まれています。
また、ディスプレイにはPro IGZO OLEDを採用し、鮮明さと省電力性を兼ね備え、5000mAh級の大容量バッテリーにより長時間駆動が可能です。発売は2024年11月7日で、NTTドコモをはじめ主要キャリアやSIMフリー版で広く展開されました。
■ 世代ごとの一覧とカメラ比較
モデル | 発売時期 | カメラ構成 | 主な特徴 | 位置づけ |
---|---|---|---|---|
AQUOS sense1 | 2017年11月頃 | シングルカメラ(約1310万画素) | 当時は防水・FeliCa・指紋認証など日本市場向け必須機能を網羅 | 初代標準モデル |
AQUOS sense2 | 2018年11月頃 | シングルカメラ(約1200万画素、AI補正導入) | 初めてAIオート撮影を搭載し、自動で最適な明るさ調整が可能に | エントリー強化 |
AQUOS sense3 | 2019年11月頃 | デュアルカメラ(標準+広角) | 広角撮影が可能に。バッテリー4000mAh搭載で長時間駆動に注力 | 普及モデル定着 |
AQUOS sense4 | 2020年11月頃 | デュアルカメラ(約1200万画素×2) | 高性能CPU(Snapdragon 720G)採用。処理性能と省電力性を向上 | 実用性の大幅強化 |
AQUOS sense5G | 2021年春 | デュアルカメラ(標準+広角) | 初の5G対応モデル。動画やクラウド利用が快適に | 5G対応普及機 |
AQUOS sense6 | 2021年11月頃 | トリプルカメラ(標準+広角+望遠) | 有機ELディスプレイ採用。カメラ機能がシリーズ初の3眼構成に | 機能充実 |
AQUOS sense7 | 2022年11月頃 | デュアルカメラ(約5030万画素標準+広角) | 高画素化で解像感が飛躍。AI補正も強化 | 定番モデル刷新 |
AQUOS sense8 | 2023年11月頃 | デュアルカメラ(標準OIS+広角) | 光学式手ぶれ補正(OIS)を標準カメラに初採用。夜景に強化 | 電池持ちと安定性 |
AQUOS sense9 | 2024年11月7日 | 約50.3MP×2(標準OIS+超広角、接写対応) | デュアル高画素化。AI認識精度向上、動画は光学+電子式手ぶれ補正併用 | 最新中核モデル |
■ カメラ進化の流れ
- sense1〜2:シングルカメラでシンプルな構成。AIオート撮影の導入が大きな進化。
- sense3〜5G:デュアルカメラ採用で広角撮影が可能に。電池容量も拡張し、日常利用の安心感を強化。
- sense6:シリーズ初の3眼構成。望遠カメラ追加で多様な撮影に対応。有機ELディスプレイも採用。
- sense7〜9:高画素化と手ぶれ補正の進化。特にsense9は標準・超広角ともに5000万画素級センサーを搭載し、夜景や接写、動画撮影の安定感が飛躍。
■ 選び方のポイント
- 初期モデル(sense1〜2)
基本機能を安価に求める場合に適するが、中古市場向け。最新アプリやOS対応は限定的。 - 中期モデル(sense3〜6)
広角や望遠を含む複数カメラを試したい場合に有用。特にsense6は有機EL+3眼でバランスが良い。 - 最新モデル(sense7〜9)
高画素・OIS・AI補正で「日常での失敗を減らす」方向に特化。長く使いたいユーザーに最適。
AQUOS スマホのシリーズ一覧を解説
シャープのAQUOSスマートフォンは、ユーザーの利用スタイルに合わせて複数のシリーズに分かれています。それぞれのシリーズは明確なコンセプトを持っており、ハイエンド志向からシンプルな普及モデルまで幅広い選択肢を提供しています。以下では代表的なシリーズを整理します。
- Rシリーズ
フラッグシップに位置づけられるラインで、カメラ性能やディスプレイの先進技術を搭載します。近年はLeicaと共同開発した1インチ級大型センサーを採用するなど、本格的な撮影機能を求めるユーザーに支持されています。

- senseシリーズ
ミドルレンジモデルとして人気が高く、バッテリーの持ちや防水防塵、FeliCa対応など日常利用に必要な機能をバランスよく備えています。特に電池持ちの良さと安定性が評価され、キャリアを問わず販売の中心となっているシリーズです。 - wishシリーズ
シンプルさと扱いやすさを重視したエントリーモデル。耐久性に優れ、環境配慮素材を採用するなど、初めてスマホを使う人や長く安心して使いたい人に適しています。

- zeroシリーズ(過去展開)
軽量設計と有機ELディスプレイを特徴としたモデル。薄型・軽量ながらハイスペックという差別化を狙ったシリーズで、一部の愛好者から高い評価を得ました。 - SERIE / ZETA / CRYSTALシリーズ(過去展開)
2010年代に展開されたブランド群で、狭額縁デザイン「EDGEST」を採用したZETAや、世界的に注目されたベゼルレスのCRYSTALなどが代表的です。現在は整理され、sense・R・wishが主力となっています。
このように、AQUOSスマホはシリーズごとに明確なポジションを持っており、「性能重視ならR」「安心のバランスならsense」「手軽さならwish」 と選びやすいのが特徴です。購入検討時には自分の利用シーンや重視する要素に応じて、最適なシリーズを選ぶことが重要です。
AQUOS歴代スマホをキャリア別にチェック
●このセクションで扱うトピック
- AQUOSスマホのドコモ機種一覧から見る充実のラインナップ
- AQUOSスマホ ソフトバンクで歴代に登場した注目モデル
- AQUOSスマホの機種一覧 auで選べるおすすめモデル
- 今後なぜauのAQUOSは出ないのか?背景と理由を解説
- AQUOSスマホ 最新と評判から探る人気の秘密
- 今後 AQUOSスマホはどうなるのか?市場動向を予測
- シャープのスマホは日本製か?
- まとめ:AQUOS歴代スマホを振り返り理解を深めよう
AQUOS ドコモ 機種一覧から見る充実のラインナップ
NTTドコモは2024年から2025年にかけて、AQUOSシリーズの主力モデルを幅広く投入し、ハイエンドからエントリーまで多様なニーズに対応できる体制を整えています。とくに2025年7月10日に発売されたAQUOS R10(SH-51F)は、5,030万画素級の高性能カメラを3基搭載し、標準・超広角に加えて近接撮影に強い構成を採用しました。ディスプレイは高輝度化が進み、直射日光下でも視認性を確保できるほか、スピーカー性能も改良され、映像・音響体験が強化されています。
2025年6月26日発売のAQUOS wish5(SH-52F)は、シンプルな操作性と頑丈さに重点を置いた入門機です。5,010万画素の単眼カメラを搭載し、必要十分な画質を備えつつ軽快な操作感を実現しました。耐久性や防水性能も確保しているため、学生やシニア層、あるいはセカンド端末として適しています。
さらに、2024年11月7日に登場したAQUOS sense9(SH-53E)は、シリーズの中核を担うモデルです。標準カメラと超広角カメラの両方に約50.3MPのセンサーを搭載し、標準側にはOIS(光学式手ぶれ補正)を採用。超広角側は接写にも強いため、日常的な撮影の失敗を減らす工夫が施されています。ディスプレイにはPro IGZO OLEDを採用し、視認性と省電力性を両立。大容量バッテリーとの組み合わせにより、安定した長時間駆動を実現しました。
■ ドコモ AQUOS 歴代代表機種とカメラ性能一覧(2011〜2025)
発売年 | モデル名(型番) | カメラ構成・性能 | 主な特徴 |
---|---|---|---|
2011年 | AQUOS PHONE SH-12C | 約800万画素×2(デュアルカメラ、3D撮影対応) | 世界初の3D静止画・動画スマホ |
2011年 | AQUOS PHONE SH-01D | 約1210万画素シングル | 防水・高精細液晶 |
2012年 | AQUOS PHONE ZETA SH-09D | 約1210万画素シングル | IGZO液晶初搭載 |
2012年 | AQUOS PHONE si SH-01E | 約810万画素シングル | 小型・防水・おサイフ対応 |
2013年 | AQUOS PHONE ZETA SH-06E | 約1310万画素シングル | フルHD液晶、高速CPU |
2013年 | AQUOS PHONE EX SH-04E | 約1310万画素シングル | コンパクトモデル |
2014年 | AQUOS ZETA SH-04F | 約1310万画素シングル | 狭額縁「EDGEST」採用 |
2014年 | AQUOS ZETA SH-01G | 約1310万画素シングル | IGZO進化版液晶 |
2015年 | AQUOS ZETA SH-03G | 約1310万画素シングル | Snapdragon 810搭載 |
2015年 | AQUOS Compact SH-02H | 約1310万画素シングル | 小型・高性能 |
2016年 | AQUOS ZETA SH-04H | 約2260万画素シングル | 大型センサー採用 |
2016年 | AQUOS EVER SH-02J | 約1310万画素シングル | コスパ重視 |
2017年 | AQUOS R SH-03J | 約2260万画素シングル | 「R」シリーズ初代、ハイスペック |
2017年 | AQUOS sense SH-01K | 約1310万画素シングル | senseシリーズ初代、普及モデル |
2018年 | AQUOS R2 SH-03K | 約2260万画素標準+動画専用カメラ(デュアル) | 世界初の動画専用カメラ |
2018年 | AQUOS sense2 SH-01L | 約1200万画素シングル | AIオート撮影対応 |
2019年 | AQUOS R3 SH-04L | 約1220万画素標準+動画カメラ(デュアル) | Pro IGZO液晶、動画強化 |
2019年 | AQUOS sense3 SH-02M | 約1200万画素標準+広角(デュアル) | 電池4000mAhで長持ち |
2020年 | AQUOS R5G SH-51A | 約1220万標準+広角+望遠+ToF(クアッド) | 初の5G、8K動画撮影 |
2020年 | AQUOS sense4 SH-41A | 約1200万標準+望遠+広角(トリプル) | Snapdragon 720G |
2021年 | AQUOS R6 SH-51B | 約2020万画素×1(1インチ大型、Leica監修) | 大型センサー搭載 |
2021年 | AQUOS sense6 SH-54B | 約4800万標準+広角+望遠(トリプル) | 有機EL採用 |
2022年 | AQUOS R7 SH-52C | 約4720万画素大型センサー(1インチ)+ToF | R6後継、Leica監修 |
2022年 | AQUOS sense7 SH-53C | 約5030万標準+広角(デュアル) | 高画素化モデル |
2023年 | AQUOS R8 SH-52D | 約5030万標準+広角(デュアル、Leica監修) | 軽量化されたハイエンド |
2023年 | AQUOS sense8 SH-54D | 約5030万標準(OIS)+広角(デュアル) | OIS採用で夜景強化 |
2024年 | AQUOS sense9 SH-53E | 約5030万標準(OIS)+5030万超広角(接写対応) | デュアル高画素、Pro IGZO OLED |
2025年 | AQUOS wish5 SH-52F | 約5010万画素シングル | シンプル・頑丈設計 |
2025年 | AQUOS R10 SH-51F | 約5030万標準+広角+近接(トリプル) | 高輝度ディスプレイ、映像・音響強化 |
■ カメラ進化の流れ
- 2011〜2015年:シングルカメラ中心 → 1310万画素クラスが主流
- 2016〜2018年:2000万画素超の大型センサーや動画専用カメラを導入
- 2019〜2021年:デュアル〜クアッド構成へ進化、5Gや8K対応も登場
- 2021〜2022年:Leica監修+1インチ大型センサー搭載(R6/R7)
- 2022〜2025年:5000万画素級センサーが標準化。OISやAI補正で日常撮影の安定性向上
これらのラインナップにより、ドコモユーザーは高性能志向のRシリーズ、安定性とコストパフォーマンスのバランスを取るsenseシリーズ、そして手頃で扱いやすいwishシリーズから、自身の利用目的に合わせて選択可能です。
機種ごとの特徴は明確であり、購入検討の際には自分の優先順位に応じて適切なモデルを選ぶことができます。最新のモデル情報や公式仕様はドコモ公式サイトに公開されており、購入前には必ず確認することが推奨されます。
AQUOS 歴代スマホ ソフトバンクで登場した注目モデル
ドコモと同様に、ソフトバンクは2010年代前半からハイエンド志向の機種を継続的に投入し、近年はLeica監修のカメラを搭載したフラッグシップが特徴です。また、2024年から2025年にかけてのAQUOSシリーズは、キャリアごとに異なるモデルが展開されました。
以下は代表的な機種とカメラ構成の要点をまとめた表です。
■ ソフトバンク AQUOS 歴代代表機種一覧(2011〜2025)
発売年 | モデル名(型番) | カメラ構成・性能 | 主な特徴 |
---|---|---|---|
2011年 | AQUOS PHONE 006SH | 約800万画素シングル | 3D撮影対応、防水スマホの先駆け |
2011年 | AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH | 約1610万画素シングル | ガラケー形状の折りたたみスマホ |
2012年 | AQUOS PHONE 102SH | 約1210万画素シングル | HD液晶+防水 |
2012年 | AQUOS PHONE Xx 106SH | 約1630万画素シングル | 大画面5インチ+防水 |
2013年 | AQUOS PHONE Xx 203SH | 約1630万画素シングル | 高精細IGZO搭載 |
2013年 | AQUOS PHONE Xx 206SH | 約1310万画素シングル | 電池長持ちIGZOモデル |
2014年 | AQUOS Xx 304SH | 約1310万画素シングル | 狭額縁EDGESTデザイン |
2014年 | AQUOS CRYSTAL 305SH | 約800万画素シングル | 世界初のベゼルレスデザインで話題 |
2015年 | AQUOS Xx 404SH | 約1310万画素シングル | Snapdragon 810搭載 |
2015年 | AQUOS CRYSTAL 2 403SH | 約800万画素シングル | クリスタルデザイン継承 |
2016年 | AQUOS Xx3 506SH | 約2260万画素シングル | ハイエンドカメラ+防水 |
2016年 | AQUOS Xx3 mini 603SH | 約2100万画素シングル | 小型モデル |
2017年 | AQUOS R 605SH | 約2260万画素シングル | Rシリーズ初代、ハイスペック旗艦 |
2017年 | AQUOS ea 606SH | 約1310万画素シングル | エントリーモデル |
2018年 | AQUOS R2 706SH | 約2260万画素標準+動画専用カメラ | 世界初の動画専用カメラ |
2018年 | AQUOS sense basic 608SH | 約1310万画素シングル | シンプルモデル |
2019年 | AQUOS R3 808SH | 約1220万画素標準+動画専用 | Pro IGZO液晶 |
2019年 | AQUOS zero 801SH | 約2260万画素シングル | 軽量フラッグシップ有機EL |
2020年 | AQUOS R5G 908SH | 約1220万標準+広角+望遠+ToF(クアッド) | 初の5G対応機種 |
2020年 | AQUOS sense3 plus 901SH | 約1220万標準+広角(デュアル) | 大画面6インチ |
2021年 | AQUOS R6 902SH | 約2020万画素1インチ大型センサー(Leica監修) | Leica共同開発カメラ |
2021年 | AQUOS sense5G A003SH | 約1200万標準+広角+望遠(トリプル) | コスパ重視 |
2022年 | AQUOS R7 908SH | 約4720万画素1インチ+ToF(Leica監修) | 高速AFと大型センサー |
2022年 | AQUOS sense7 plus A204SH | 約5030万画素標準+広角(デュアル) | senseシリーズ大画面版 |
2023年 | AQUOS R8 pro 806SH | 約4720万画素大型センサー(Leica監修)+ToF | プロ仕様フラッグシップ |
2023年 | AQUOS sense8 A302SH | 約5030万標準(OIS)+広角(デュアル) | OISで夜景撮影強化 |
2024年 | AQUOS R9 pro | 標準+超広角+望遠すべて約5030万画素(Leica監修) | 大判センサー+光学ズーム対応 |
2025年 | AQUOS R10 | 約5030万標準+広角+近接(トリプル) | 高輝度ディスプレイ搭載 |
2025年 | AQUOS sense9 | 約5030万標準(OIS)+5030万超広角 | バランス型の最新モデル |
■ ソフトバンクAQUOSの特徴
- 2010年代前半:CRYSTALシリーズやXxシリーズで「ベゼルレス・デザイン性」を重視。
- 2017年以降:Rシリーズ投入でハイエンド路線を確立。
- 2021年以降:Leica共同開発カメラを搭載したR6以降が大きな転換点。
- 2024〜2025年:R9 proを筆頭に、ハイエンド・カメラ特化モデルが戦略の中心。
表からわかるように、ドコモは主要な3ラインを揃えており、ソフトバンクは撮影性能を強化したフラッグシップモデルに注力しています。それぞれのキャリアで戦略的な差別化が行われており、ユーザーは自分の利用スタイルに最も合うキャリアとモデルを選ぶことができます。
AQUOS 歴代スマホ ソフトバンクで登場した注目モデル
ソフトバンクは特にハイエンドモデルで存在感を示しており、2024年12月に発売されたAQUOS R9 proはその代表例です。ライカと共同開発したカメラシステムを搭載し、標準・超広角・望遠のすべてに約50.3MPのセンサーを採用。1インチを超える大型センサーと光学ズームの組み合わせにより、従来のスマートフォンを超える表現力を実現しました。夜景や高コントラスト環境での撮影に強く、プロ志向のユーザーから高い注目を集めています。
また2025年には、AQUOS R10やsense9といったモデルのサポート体制も整備され、ソフトバンクユーザーも選択肢を広げやすい状況となっています。Rシリーズの高性能を重視するユーザーから、ミドルレンジで安定性を求めるユーザーまで幅広く対応できるラインナップが確保されている点は大きな強みです。
このように、ソフトバンクにおけるAQUOSの展開は「ハイエンド志向」と「幅広い受け皿」の両立が特徴です。とくにR9 proのようなカメラ特化モデルは、AQUOSブランドが国内市場で高性能撮影スマホとして認知を広げる契機となっています。購入検討時には、最新モデルの公式仕様やサポート状況を確認し、自分の利用シーンに合った機種を選択することが大切です。
AQUOS 機種一覧 auで選べるおすすめモデル
auでは長年、ミドルのsenseシリーズやエントリーのwishシリーズを中心に展開してきました。2023年発売のAQUOS sense8はauとUQのオンラインショップで取り扱われ、OIS搭載など実用的な改良が評価されました。現在は在庫状況が流動的でオンライン中心の販売や終了案内も見られます。最新世代のwish5やR10は他社中心の取り扱い傾向があり、au回線で使う場合はSIMフリー版の選択肢も現実的です。購入時は対応周波数と保証条件を必ず確認してください。
■ au AQUOS 歴代代表機種一覧(2011〜2025)
発売年 | モデル名(型番) | カメラ構成・性能 | 主な特徴 |
---|---|---|---|
2011年 | AQUOS PHONE IS12SH | 約800万画素×2(デュアル) | 裸眼3D対応カメラを搭載 |
2011年 | AQUOS PHONE IS13SH | 約800万画素シングル | 防水+おサイフケータイ |
2012年 | AQUOS PHONE IS14SH | 約1210万画素シングル | スタイリッシュなコンパクトモデル |
2012年 | AQUOS PHONE IS17SH | 約1210万画素シングル | ミドルレンジ+防水 |
2013年 | AQUOS PHONE SERIE SHL22 | 約1310万画素シングル | IGZO液晶採用 |
2013年 | AQUOS PHONE SERIE mini SHL24 | 約1310万画素シングル | 小型高性能モデル |
2014年 | AQUOS SERIE SHL25 | 約1310万画素シングル | 狭額縁EDGESTデザイン |
2014年 | AQUOS SERIE mini SHV31 | 約1310万画素シングル | 小型有機ELディスプレイ |
2015年 | AQUOS SERIE SHV32 | 約1310万画素シングル | Snapdragon 810搭載 |
2015年 | AQUOS SERIE mini SHV33 | 約1310万画素シングル | 小型+ハイスペック |
2016年 | AQUOS SERIE SHV34 | 約2260万画素シングル | 高画質カメラ |
2016年 | AQUOS U SHV37 | 約1310万画素シングル | エントリーモデル |
2017年 | AQUOS R SHV39 | 約2260万画素シングル | 「R」シリーズ初代、ハイスペック |
2017年 | AQUOS sense SHV40 | 約1310万画素シングル | senseシリーズ初代、普及モデル |
2018年 | AQUOS R2 SHV42 | 約2260万標準+動画専用カメラ(デュアル) | 世界初の動画専用カメラ |
2018年 | AQUOS sense2 SHV43 | 約1200万画素シングル | AIオート撮影 |
2019年 | AQUOS R3 SHV44 | 約1220万標準+動画専用カメラ(デュアル) | Pro IGZO液晶 |
2019年 | AQUOS sense3 SHV45 | 約1200万標準+広角(デュアル) | 長時間駆動バッテリー |
2020年 | AQUOS R5G SHG01 | 約1220万標準+広角+望遠+ToF(クアッド) | 5G対応、8K動画 |
2020年 | AQUOS sense4 SHG03 | 約1200万標準+広角+望遠(トリプル) | 高性能CPU搭載 |
2021年 | AQUOS sense5G SHG05 | 約1200万標準+広角+望遠(トリプル) | au初のsense 5Gモデル |
2021年 | AQUOS sense6 SHG07 | 約4800万標準+広角+望遠(トリプル) | 有機ELディスプレイ |
2022年 | AQUOS wish SHG06 | 約1300万画素シングル | シンプル・頑丈な入門機 |
2022年 | AQUOS sense7 SHG08 | 約5030万標準+広角(デュアル) | 高画素化と省電力性能 |
2023年 | AQUOS sense8 SHG11 | 約5030万標準(OIS)+広角(デュアル) | OIS採用で夜景に強い |
2024年 | AQUOS sense9 SHG13 | 約5030万標準(OIS)+5030万超広角 | デュアル高画素、接写も対応 |
2025年 | AQUOS wish5(SIMフリー) | 約5010万画素シングル | au回線でも利用可能、要バンド確認 |
■ auラインナップの特徴
- SERIEシリーズ(〜2016年):ハイエンド寄りで、デザイン性と高画質カメラが特徴。
- Rシリーズ(2017〜):フラッグシップながら、auでは世代によって取り扱いに差がある。
- senseシリーズ(2017〜):普及価格帯の中心。auユーザーに最も身近なAQUOS。
- wishシリーズ(2022〜):シンプルで頑丈。エントリー層向け。
■ 最新動向(2023〜2025)
- AQUOS sense8(2023年):auとUQで販売、OIS搭載で実用性が高評価。
- AQUOS sense9(2024年):デュアル5030万画素+接写対応で進化。
- AQUOS wish5 / R10(2025年):auでは取扱が限定的。SIMフリー端末をau回線で利用する選択肢が現実的。
auは長年にわたり、AQUOSシリーズの中でも特にミドルレンジのsenseシリーズと、エントリーモデルに位置づけられるwishシリーズを中心に展開してきました。これにより、価格を抑えつつ日常利用に十分な性能を求める層や、シンプルさを重視するユーザー層に適した選択肢を提供しています。
2023年に発売されたAQUOS sense8は、auとUQ mobileのオンラインショップを通じて販売されました。同機種は標準カメラに光学式手ぶれ補正(OIS)を搭載し、手持ち撮影時のブレを軽減する実用的な改良が評価されました。また、ディスプレイにはPro IGZO OLEDを採用し、省電力かつ高精細な表示を実現。バッテリーも大容量化され、1日を超えて安心して使用できるスタミナ性能を確保しました。
現在では、auオンラインショップを中心に在庫状況が変動しており、販売終了や在庫僅少といった案内も見られます。加えて、最新世代であるwish5やR10はドコモやソフトバンク、SIMフリー市場での取り扱いが主流となり、auでの公式展開は限られています。そのため、au回線で最新のAQUOSを利用したい場合、SIMフリー版を購入して利用するという選択肢が現実的です。
SIMフリー端末を選ぶ際には、auの主要周波数帯(例:Band 1、3、18、26など)に対応しているかを必ず確認する必要があります。さらに、キャリアショップ購入品と異なり、メーカー保証や修理受付の条件が異なる場合があるため、購入前に保証規定を確認することが重要です。公式発表やメーカーサポートページを確認し、通信の安定性やアフターサービスを確保することが安心につながります。
なぜauのAQUOSは出ないのでしょうか?背景と理由を解説
ここ数年、auではハイエンドに位置するAQUOS Rシリーズの取り扱いが限定的となっています。これは一時的な事情ではなく、販売戦略の方向性を示す動きといえます。インプレスの取材によれば、KDDIは「ハイエンドのRシリーズは取り扱っていない」と明言しており、その背景には複数の要因が絡み合っていると考えられます。
まず、価格戦略の側面があります。近年は円安や半導体コストの上昇により、ハイエンド機の価格は10万円を超える水準が一般化しました。こうした高価格帯の端末は購買層が限定されるため、販売店側の在庫リスクや販促コストが大きくなります。
次に、競合機種との棲み分けです。auは同じくAndroidのハイエンドとしてGalaxyシリーズやXperiaシリーズを取り扱っており、ラインアップ上の重複を避けるためにAQUOSのフラッグシップを外す判断が行われたとみられます。さらに、販促リソースを効率的に配分する観点からも、販売実績の高いブランドに集中させる方が合理的といえるでしょう。
また、販売チャネルの最適化も要因の一つです。近年はオンライン販売が主流化し、キャリア独占で取り扱うメリットが薄れています。そのため、ハイエンド機をSIMフリー版で広く流通させ、キャリアは中核からエントリーの層を支えるという役割分担が形成されています。
もし撮影特化や高性能CPUを備えた最上位のAQUOS Rシリーズを利用したい場合は、ドコモやソフトバンクでの購入、あるいはSIMフリー版の選択を検討する必要があります。au回線でもSIMカードを挿して利用可能ですが、対応バンドや保証条件を事前に確認することが欠かせません。
こうした戦略的判断は、単なる端末のラインアップ縮小ではなく、市場の需要動向や価格環境を踏まえた合理的な施策と考えられます。読者が購入を検討する際には、最新の公式情報やメーカーの発表を必ず確認し、自分の利用目的に最も適した入手経路を選ぶことが推奨されます。
AQUOSスマホ 最新と評判から探る人気の秘密
2025年の最新モデルとして注目されるのが、AQUOS R10(2025年7月10日発売)と●このセクションで扱うトピックです。
R10は、シリーズのフラッグシップらしく最新技術を凝縮したモデルであり、最大2000nitを超える高輝度ディスプレイを採用。強い日差しの下でも視認性を確保でき、映像配信や写真閲覧においても高い臨場感を提供します。
オーディオ面では、改良されたステレオスピーカーにより、従来機よりも低音域の迫力と高音域のクリアさが向上し、映画や音楽を楽しむユーザーから高い評価を得ています。さらに、約5,030万画素の標準・広角・近接対応カメラを搭載し、光学式手ぶれ補正やAI補正機能を組み合わせることで、夜景や動体撮影でも安定した仕上がりを実現しました。
一方のwish5は、エントリーモデルながら堅実な改良を加えた点が特筆されます。約5,010万画素の単眼カメラにより日常的な撮影には十分な解像感を確保し、120Hz駆動の滑らかなディスプレイ表示でSNSや動画視聴の快適性を高めています。さらに、米国国防総省のMIL規格に準拠した耐衝撃性や防水・防塵性能を備えており、アウトドアや仕事用の端末としても安心して利用できます。
ユーザーからの評価は、シリーズごとの役割が明確で「自分に合った選び方がしやすい」点が支持されています。Rシリーズは映像・音・カメラにこだわる層、senseシリーズは安定した電池持ちとバランスの良さを求める層、wishシリーズは価格を抑えつつFeliCa対応や堅牢さを重視する層に向けて、それぞれ異なる価値を提供しています。
口コミやレビューでも、使い勝手の良さ、長時間のバッテリー持ち、そして日本市場特有のFeliCa搭載による利便性が好意的に評価されています。こうした要素の積み重ねが、AQUOSスマホが国内市場で安定した人気を維持している理由の一つといえるでしょう。公式仕様や評価の一次情報は、シャープ株式会社の公式ページで公開されています。
今後、AQUOSスマホはどうなるのでしょうか?市場動向を予測
AQUOSスマートフォンの展開には、これまで明確な発売サイクルが見られます。具体的には、夏にハイエンドのRシリーズ、秋から冬にかけてミドルレンジのsenseシリーズ、初夏にエントリーのwishシリーズが発表される傾向が続いています。
2024年はAQUOS R9、sense9、wish4が登場し、2025年にはR10とwish5が投入されました。この規則性から判断すると、2025年末以降もsenseシリーズの新モデルが投入される可能性が高く、2026年には次世代Rシリーズの登場が予想されます。
今後も三層構造のシリーズ展開は維持される見込みで、Rシリーズはカメラとディスプレイ性能に磨きをかけ、senseシリーズは総合的なバランスとバッテリー駆動時間を重視し、wishシリーズは価格と堅牢性に焦点を当てる方針が継続されると考えられます。特にRシリーズでは、1インチ級センサーやAI画像処理の進化、senseシリーズでは省電力IGZOディスプレイと長寿命バッテリーの改善、wishシリーズではMIL規格強化やコストパフォーマンス向上といった方向性が想定されます。
一方で、auにおけるRシリーズ取り扱いの限定性は依然として注目点です。為替の変動や端末価格帯の上昇、他社のフラッグシップ機との競合関係により、auではハイエンド機を積極的に扱わない戦略が続く可能性があります。その場合、SIMフリー版の購入や、オンラインショップを介した入手が現実的な選択肢となるでしょう。
市場全体としては、オンライン販売の比重が高まり、キャリア独自モデルよりもSIMフリー端末が普及する流れが強まっています。そのため、ユーザーは購入時に発売日、在庫状況、対応周波数帯を必ず確認することが重要です。特に在庫変動が激しい最新機種は、キャリア公式サイトやメーカー公式サイトでの最新情報チェックが欠かせません。これにより、自分の利用環境に最適なAQUOSスマートフォンを安心して選択することができます。
シャープのスマホは日本製か?
シャープのスマートフォンは「日本製かどうか」という点で多くのユーザーが関心を持っています。結論としては、企画・設計は日本国内で行われているものの、生産拠点は国内外に分かれているというのが実情です。
代表的なシリーズであるAQUOSスマホは、シャープの研究開発拠点がある大阪や千葉などで設計されています。特に、シャープが長年培ってきた液晶技術「IGZOディスプレイ」や省電力化の工夫、国内市場特有のニーズに対応するFeliCa・おサイフケータイ対応、防水防塵性能などは、日本のユーザーの生活環境に合わせて開発された要素です。
一方で、実際の製造は中国やベトナムをはじめとした海外工場で行われるケースが多くなっています。これは、スマートフォン市場の競争激化に伴い、コスト競争力を確保しつつ大量生産を可能にするためです。ただし、一部の高付加価値モデルについては、日本国内の工場(例:シャープ子会社が運営する亀山工場)で生産されることもあります。
そのため、「シャープのスマホはすべて日本製」という表現は正確ではなく、日本設計+海外生産が中心であり、一部モデルに国内生産が残っているという理解が適切です。購入者にとって重要なのは「どこで作られたか」だけではなく、「日本のユーザー向けに最適化されているか」という点であり、シャープはそこに強みを持っています。
詳しい生産体制や企業方針については、シャープ株式会社の公式サイトで確認することができます(シャープ株式会社「拠点情報」 )。
まとめ:AQUOS歴代スマホを振り返り理解を深めよう
本記事のまとめを以下に列記します。
- Rシリーズは高性能でカメラと表示性能が最上位クラス
- senseシリーズは日常利用で安定性と電池持ちを重視する
- wishシリーズは頑丈さと手頃な価格を重視した入門機種
- 2024年にはR9とsense9そしてwish4が新たに登場した
- 2025年にはR10とwish5がシリーズに加わり話題を集めた
- ドコモはR10やwish5やsense9まで幅広い選択肢を提供
- ソフトバンクはR9 proを中心にハイエンド機種が充実
- auはsense中心でRは限定的、SIMフリー併用が有効である
- 型番はキャリア別やSIMフリー端末で表記が異なっている
- sense9は50.3MP標準と超広角の二眼カメラを搭載する
- wish5は50.1MP単眼で簡単操作と高い頑丈さが魅力となる
- R10は高輝度ディスプレイと改良スピーカーで映像に強い
- シャープ初期のスマホ開発の流れがAQUOSに継承されている
- 日本設計の強みと海外生産の組み合わせが現在の主流
- 最新の在庫や価格は公式発表を確認することが重要となる
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